うつ病物語 その50「好不調のサイクルと健康管理」

うつ病物語

うつ症状の好不調サイクル

職場復帰から3ヶ月が経過した頃の私の調子は、総じて低調ではあったが、毎日ずっと低調というわけではなく、上向きになっている期間と沈む期間を1週間単位くらいで繰り返していた。

会社としての繁忙期のピークでもあったため、否応なしに動かなくてはいけない時は、そちらに全神経が向かうため、比較的調子が良くなることが多かった。

そうは言っても仕事の中身により、業務効率は大きく上下した。やはり、思考力や創造力を必要とする業務になると、頭の働き及びメンタル面は著しく低下するのだった。

うつ病についての解説では、回復期と言われる時期は、好不調を繰り返しながら快方に向かっていくとなっている。私も、自分は回復期にあると思っていたので、メンタルの波があることは承知の上であったが、好不調全体の流れを見たときに、快方に向かっている感覚を持てず、それが日々のもどかしさの最大の理由だった。

 

妻から指摘された健康管理

この頃の私は、うつ病の投薬治療を開始して1年が経った頃であったが、当時と比べて体重が5㎏程度増えていた。私の投薬治療の推移だが、睡眠導入剤は飲んでいる期間が短かったので別とすると、毎食後のスルピリド錠50㎎を1年間、7ヶ月経過後の休職開始時からはリフレックス錠30㎎を夕食後に服用していた。

実は、スルピリド錠だけの頃は体重に変化は無かったが、リフレックスを飲み始めてからの休職1ヶ月ちょっとの間で、5㎏も太ってしまったのである。勿論、会社を休んで横になってばかりの生活だったので、そのせいもあると思うが、復職して3ヶ月も経ったというのに、体重は増えたままだった。

妻「あんまり言いたくないんだけど、随分太ったよね。大丈夫?少しは気を付けないと。」

私「う、うん、そうなんだけどね。」

リフレックスを処方された当時、医師から、この薬は太りやすいとは言われていた。何やら、食欲が増進し、代謝が落ちる作用があるとのことだった。

妻「それから、タバコも気が紛れるという理由で吸っているみたいだけど、それってどうなの?あんまり言いたくはないけどさ、最近は本数も増えているみたいだし、色々目に余るよ。自己管理はしていかないと。」

私「分かってるよ。」

妻の言うことは正論過ぎて、何も言い返すことは出来なかった。そう、病気を理由にして何でも好きにしていれば治るというものではないのは自分でも分かっていた。

 

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