うつ病物語 その17「少しずつよい方向へ」

うつ病物語

心療内科受診後の会社への報告

心療内科に行った次の日、役員Aと面談し、受診した内容や今困っていること、また今後について話をした。役員Aからは、こうやって話してくれると対処が考えられるし、こちらとしても状況が分かる。コミュニケーションを密に取っていくことで楽になるはず、という話があった。

役員Aは、私の異変の原因は自分にも関係があると察しているのか、こういう場面では随分と気を使ってくれていた。

対応は人さまざま

一方、上司Aの方は、「今週の日曜日はゆっくり休んだ方がいいぞ」と、気を使って優しくしてくれたかと思えば、翌日には、「繁忙期なのだから管理職は出社するのが当たり前だ」と真逆のことを言ってくるような対応だった。

私としては、素直に甘えていいものなのか、無理をして責任を全うした方が良いのか分からない毎日で、余計な心労となった。

この時点では、役員Aは、私の病状をそれなりに深刻に受け止めたこと、また私が”うつ病”になった原因の一端を感じたのか慎重な対応をしてきたが、上司Aの方は、うつ病というものへの理解が浅いこと、”うつ病は気弱な人がなるもの”といった昔の感覚が強かったように思う。

一方、上司Bは、私との仕事の繋がりが深いこともあって、私がどのような状況下で精神のバランスを崩したかを良く分かっていたため、終始、気遣った対応をしてくれていて、私の心の拠り所となっていた。

私の一番大きなストレッサーは何と言っても役員Aだったが、その相手が、私の病状を理解してくれたような対応をしてくれたこと、また様々な気遣いもあったことで、徐々に出社することが楽になってきていた。

その後も気分の凸凹は続いたが、病状は少し回復基調を描き出していた。投薬もここにきて効果が出てきたのかもしれない。上手くいけば、このまま良くなっていくのかな、と楽観的な見方も芽生えたりしていた。

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