うつ病物語 その1「私のうつ病について」

私のうつ病について

新年度から管理職に昇格した私は、当初の嬉しさもソコソコに、多忙な毎日を送っていた。
課長代理だった頃は、携わる範囲も限られており、自分中心の仕事だったのだが、会議がどっと増え、課員の管理が増え、上役への説明やパイプ役が増え、と、ひとつ位が上がるだけで、こうも違うものなのか。

どれも思うように進まず、スケジュールは押され、残業が増え、休日出勤の日々。
これが管理職の壁か、まあ誰にでも突き当たる試練なのだ、自分もきっと何とかやっていけるだろう、と、この時はまだ客観的に自分を見ることが出来ていた。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

今、私はうつ病と診断され、休職しています(※2018年2月~6月末迄)。
まさか自分がなるとは夢にも思いませんでしたが、現に病気を患い、その苦しさと共に、世間には大勢の罹患者がいることを身を持って知りました。
ここでは、うつ病を疑いながらメンタル不調に悩んでいる方、社会復帰に向けてもがき苦しんでいる方、そしてそれを支えてくれる方たちに向けて、何かの役に立てればと思い、自身の記録を少しずつ書き記していこうと思います。

うつ病物語 その2へ

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事