うつ病物語 その155「3ヶ月振りの診察日」

うつ病物語

うつ病の診察サイクル

今日は3ヶ月振りの診察日だった。精神科の診察サイクルは、最初のかかりはじめから少し落ち着くまでは2週間毎、回復期に入ってから職場復帰して7~8か月までは1ヶ月毎、そして2ヶ月毎になり、復職から1年を迎えようとする今は3ヶ月と、ここまで期間が空くようになった。

これはあくまで私の場合なので、全てのうつ病患者には当てはまらないが、症状が強く出た初診時から少し落ち着くまでの2週間毎の診察というのは、精神科・心療内科の個人クリニックも、市立の総合病院でも同じだったので、うつ病診察のオーソドックスなひとつの型なのだと思う。

3ヶ月振りの診察日

今の担当医者のことは信頼しているし、また相性もいい方なのだが、薬に関しては、医師なら当然の投薬指示について、私が抵抗を示しているので、ちょっと久し振りである今日の診察はどんなやり取りになるかな?と少々不安だった。

医師「さて、〇〇さん…、あれ?また少し痩せましたかね?」

私「あ、いえ、前回からはそんなに変わってないはずです。休職中で一番太っていた時からは15㎏ほど痩せましたが。」

医師「ああ、そうですか。(私の身長を確認して)その身長と体重であれば、肥満ではないですし、丁度良いところなんじゃないですかね。…で、調子の方は如何でしたか?」

私「はい、良かったですね。特に何も気になることはありませんでした。」

医師「そうですか。」

自覚症状は全くなく、むしろ完全に治ったんじゃないか?と思うような日々だったので、医師にこれ以上言うことがない…、と思っていたら、実は、うつ病とは直接関係ないが、ひとつあった。

私「あ、先生、実は今週から夜勤になっておりまして、今日が3日目なんですけど、16:00くらいに出社して翌4:00~5:00くらいまでのシフトなんですが…。」

医師「え、それは大変ですね…。う~ん、うつ病の回復や再発防止の面では、日の光を浴びて活動というサイクルが一番良いんですが、…まあ、でもこれは仕方がないですね。」

私「はい、会社も大変な時なので…。」

医師「…では、次回も3ヶ月後の診察にしましょう。(私に日程確認を済ませ)はい、いいですよ。」

薬のことには一切触れずに、3ヶ月振りの診察を終わろうとする医師。おいおい。

私「あの先生、薬のことなんですが。この後、どうしていけばいいでしょうかね?」

医師「ああ、〇〇さんは、薬を止めたいんでしたね。」

あ、やっぱり、というような苦笑いを浮かべる医師。

私「…はい、そうですね。出来れば止めたいと思っています。」

医師は、ふんふんと頷きながら少し真剣な表情になり、キーボードを叩いて私の病歴を確認し始めた。

 

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