うつ病物語 その135「胆振大地震と上長の対応」

うつ病物語

北海道を襲った大地震

朝、いつものように5:00に起きてシャワーを浴びようとすると、妻が、少し慌てた様子で「シャワーは使えないよ。なんか停電してるみたい!」と浴室の外から教えてくれた

北海道の胆振地方を中心に、大きな被害をもたらした最大震度7の大地震である。私が住んでいる地域でも震度3くらい揺れたので、地震があったことは寝床で知っていたが、そのまま寝てしまったので、その規模や停電になったことは知らずに朝を迎えていた。

私「そういや長い揺れだったよな。」

妻「うん。…なんか広範囲に停電しているみたい。よく分からないけど。」

私「ま、ひとまず会社に行ってくるわ。工場はどうなっているのか心配だし。」

そう言って家を出たが、直ぐに、相当の異変であることが分かってきた。信号は全部消えており、途中立ち寄ったコンビニには、既に多くの人がパンや飲料水を沢山カゴの中に入れて、レジを待っていた。

私「(…え?なに、買い占めか?ちょっとオーバーなような…)」

などと思いながら、既に数個しか残っていなかったパンを手に取り、レジに並ぶ。通常のレジは動いてらず、ハンドタイプの簡易版で清算していた。

突発的な災害に対する上長の反応

会社に着くと、直ぐに停電であることが分かった。やっぱりか…、と思っていると、C工場長から電話が来た。

私「はい、〇〇です。」

C工場長「あ、今日さ、自宅待機になったから!」

私「あ、いえ、もう会社に着いてしまいました。」

C工場長「やっぱりそうか、そんな時間だとは思ったけど。ま、そういうことで。」

C工場長は、大規模停電による操業停止というこの突発的な事態に、やや興奮した声色ではあったが、十分な冷静さを保っていた。私の脳裏に、直ぐに興奮して怒鳴り出す前職場の上司Aのことが思い出される。

こんな時、上司Aだったら、こんな風にはいかない。イライラした口調で、いつ会社に着くんだとか、やれ〇〇に電話してみろとか、△△を見てこいとか、この状況において意味の無いことを感情のままに矢継ぎ早に命じ、それに従ったあとの報告にもイラついた反応を返すのがパターンだった。

私がうつ病になった最大の原因は役員Aのパワハラだが、上司Aのこの子供のような性格は、私の気苦労を増幅させていたし、大きなストレスの元でもあった。

そんなことを思いながら会社支給のスマホを見ると、上司Aからの着信が表示されていた。え?マジか?と思いながら返信しても出ない。もう少し時間を置いてから掛けると、上司Aが電話に出た。

上司A「アアッ!いったいナニよ!」

私「…え?あ、いえ、着信があったもので…、私に電話しました?」

上司A「あ?電話なんかしてないぞ!」

私「あ、そうですか、それならいいんです。すいませんでした。」

きっと、あちこちに電話をしているうちに、間違って私にもかけてしまったのだろう。そのことは別にいいのだが、なぜ、こんな風に怒鳴り散らされなければならないのだろうか?この人はいったい、なぜこうもイライラを下位者を限定にしてぶちまけるのだろうか?

その人の度量と言ってしまえばそれまでだが、私は理解出来ない。

 

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