うつ病体験 うつ病物語 その144「正月の恒例行事」 2019年2月10日 そして年明け… 50年近くになる人生の中で最悪だったと言える1年が終わり、2019年という新しい年が明けた。なにしろ昨年2018年は、私自身のうつ病発症による休職5ヶ月、そして実母のガン発覚そして手術と、全くいいことが無かった。 幸いにもガンが全て摘出できたから良かったものの、うつ病で自分自身がフラフラしている時に、母... utu-totan
うつ病体験 うつ病物語 その143「同期入社、戦友のような存在のD工場長」 2019年1月24日 D工場長と私 私がうつ病に至った経緯を一番理解する人物は、同期入社で親友でもあるD工場長かもしれない。 うつ病が徐々に悪化していった私の、家庭にいる時の異常な変化を肌で感じ取っていたのは、やはり妻であったが、うつ病を発症してしまった私が、その原因となった職場で、日々どんな人物と接し、どのようなプレッシャーを掛けられなが... utu-totan
うつ病体験 うつ病物語 その142「うつ病と体重増加」 2019年1月13日 職場復帰後、半年の状況 役員面談も終わり、気付けば年末。職場復帰から半年が経とうとしていた。うつ病で5ヶ月も休職していたというのに、新しい職場に異動してからは、体力的にキツイことはあるものの、非常に健康的な毎日を過ごすことが出来ていた。 先ず、ぐっすりとよく眠れるのが幸せだった。そりゃ夜中に目が覚めることもあるにはある... utu-totan
うつ病体験 うつ病物語 その141「うつ病管理職と経営者」 2018年12月30日 会社の古い体質 こうして、うつ病による5ヶ月の休職から職場復帰して、およそ半年が経った私に対する、役員勢揃いの中間人事面談はあっさりと終わった。 「先ずは病気を治しなさい。」 というのが前面に出ていた人事面談だった。 今回の人事面談に限らず、これまでの会社側の対応を通してみると、会社として責任を感じている雰囲気は確かに... utu-totan
うつ病体験 うつ病物語 その140「異動の発案者は意外な人物!」 2018年12月8日 異動の発案者は意外な人物! 役員の中で唯一、人格と実力を持ち合わせた△△取締役が親戚の不幸で居なかったが、会長、社長、専務(役員A)、取締役部長と、4人が揃っていた。 私にとっては、オンタイムに本社事務所に来ることも久し振りである上、役員とまともに対するのは休職明け初日以来だったため、少し緊張していた。 社長「じゃ、こ... utu-totan
うつ病体験 うつ病物語 その139「役員と従業員の大きな隔たり」 2018年12月1日 久し振りの無茶振り 急遽の役員面談は、C工場から朝イチで言われたのだが、最初の話では、8時40分から実施するとのことで、正に急すぎる命令だった。 何しろ与えられた時間は30分、こちとら、役員面談を実施しないと聞いていたので一切の準備をしていないのだ。イヤイヤ、困ったなと思いつつ頭を整理していると、内線が鳴った。 私「は... utu-totan
うつ病体験 うつ病物語 その138「急な役員面談」 2018年11月26日 順調な経過 今回の診察で目出度く減薬になり、日常の中で、「うつ病」を自覚することも無いまま5ヶ月が過ぎた。新しい職場は何もかもが新鮮で、右往左往する場面ばかりだったが、何となくやっていけそうだなという感触を得るようにもなった。 うつ病により5ヶ月間休職していた私にとって、この復帰後の経過は、100点と言っていいくらい順... utu-totan
うつ病体験 うつ病物語 その137「ついに減薬に!」 2018年11月12日 「会社を休む」ということ 新しい職場で復帰して4ヶ月あまりが経ち、会社に行きながらの月に一度の診察も4回目となった。工場は繁忙期真っ盛りのため、新参者の私としては、半日休暇を申請するのは忍びないのだが、薬も処方して貰わなくてはいけないし、そんなことは言っていられない。 幸い、職場の皆も、そして工場長も、各自の有給申請に... utu-totan
うつ病体験 うつ病物語 その136「私を受け入れてくれた部署の裏話」 2018年11月4日 さて、工場の被害は…? ところどころの非常灯だけを頼りに薄暗い工場内に入ると、かなりの静寂を感じた。普段、いかに機械類の音がしているのかが分かる。 すると前方から、懐中電灯を持った人物が近づいてくる。工場長代理だった。 代理「ああ、課長、今着いたんですか?」 私「ええ、15分くらい前っすね。信号が全部消えていて走りにく... utu-totan
うつ病体験 うつ病物語 その135「胆振大地震と上長の対応」 2018年10月22日 北海道を襲った大地震 朝、いつものように5:00に起きてシャワーを浴びようとすると、妻が、少し慌てた様子で「シャワーは使えないよ。なんか停電してるみたい!」と浴室の外から教えてくれた 北海道の胆振地方を中心に、大きな被害をもたらした最大震度7の大地震である。私が住んでいる地域でも震度3くらい揺れたので、地震があったこと... utu-totan
うつ病体験 うつ病物語 その134「うつ病とかつての仕事」 2018年10月8日 うつ病とかつての仕事 新しい部署に職場復帰して2ヶ月が過ぎたある日のこと、工場で身体を動かしていると、C工場長が私の近くにやってきた。C工場長は毎日何度も工場を巡回しているが、私のところに来ることはそんなに無い。 C工場長「あ、〇〇(工場長は私の名前を下の方で呼ぶ)、ちょっと事務所に来てくれるか?」 私「え?あ、ハイ、... utu-totan
うつ病体験 うつ病物語 その133「うつ病の”後遺症?”」 2018年10月8日 ”ため息”の質 私の勤務先の朝は早い。今は毎朝、5時に起きて、6時過ぎには会社に着き、6時30分から仕事に就いている。これで終わるのが早ければ何も問題ないが、工場の仕事が終わるのが19時、多少の事務整理をして帰るのは20時前、家に着くのは20時30分くらいである。 実際のところ、もう活動エネルギーは残っておらず、夕食を... utu-totan