うつ病体験 うつ病物語 その11「うつ病と内科の対応」 2018年3月23日 うつ症状で内科に行っても大丈夫 心療内科の予約が取れなかったこと、胸の鈍痛があったことから、急ぎ内科で診てもらったが、睡眠障害やうつ症状のことを話すと、薬を処方してくれた。 スルピリド錠0.05gを1日3回、毎食後 エチゾラム錠0.5㎎を1日1回、就寝前 薬を出されたことで、この辛さは自分の気の持ちようや考えすぎなんか... utu-totan
うつ病体験 うつ病物語 その10「心療内科がダメなら内科へ」 2018年3月22日 なぜ?身体の異変 診療内科の予約は取れなかったが、昼が近づいてきたので仕方なく会社に向かった。何となくばつが悪いが、見渡すと役員Aは接客中だった。上司Aに頭を下げて席に着く、しかし、机の上の書類をチェックしはじめると、急に胸が苦しくなってきた。 極度に緊張した時の苦しさにも似た、首元から下のあたりを、ぐぐっと押さえつけ... utu-totan
うつ病体験 うつ病物語 その9「そして心療内科に連絡する」 2018年3月21日 妻に窮状を告白 自身の現状を告げたことで、脱力感と少しの安堵感を噛みしめながら、この日の午前中は妻とゆっくり話をした。これまで、あまり自分の近況について妻に話をしたことはなかったので、妻は身を乗り出して話を聞いてくれた。 次の日も、かなり気分は沈んでおり、とても辛かったが、昨日電話をくれた役員Aに直に話をしたくて、職場... utu-totan
うつ病体験 うつ病物語 その8「心身が出社拒否」 2018年3月20日 うつ症状が限界に達した朝 この日も、一時間おきに目が覚めるのを繰り返す中で、起床リミットが近づいていた。あと15分したら起きないと…、あと9分…、あと3分…、あと1分…、あ、時間だ…。いつもなら、踏ん切りをつけて起き上がるのだが、この日は違った。 起きて身支度をして会社に行き、仕事をする今日の姿を詳細に想像する。嫌だ、... utu-totan
うつ病体験 うつ病物語 その7「うつノート」 2018年3月19日 無意識に始まった「うつノート」 この頃から、私は自身の現状についてノートに記すようになった。何かの記録を残しておきたかったのかも知れないが、書かずにはいられないものでもあった。書くと、少しだけ自分の気持ちの整理が出来たのだ。 〇月〇日 どうしても前向きに仕事に取り掛かることが出来ない。今朝も早くに会社に来たのはいいが、... utu-totan
うつ病体験 うつ病物語 その6「うつの初期症状」 2018年3月18日 うつ症状には様々なものがある うつ病(この時点ではうつの初期状態だったと思う)の諸症状の出方は人によって様々だと思うが、私の場合、睡眠障害、出社時の行動から始まった。また、身体的な症状としては、ひどい肩こりと腰痛が出ていた。だが、ここまでの症状であれば、仕事の能力に直接影響を与えるものではないので、昼間、頑張って仕事を... utu-totan
うつ病体験 うつ病物語 その5「真っ直ぐ出勤できない」 2018年3月17日 真っ直ぐ出勤できない? 睡眠障害の次に現れた異常は、真っ直ぐ出勤出来なくなったことだ。 私は、自宅からのマイカー通勤で、会社まではおよそ30分かかる。私が勤めている会社は始業が8時と早いのだが、製造業のため、工場の担当者は更に1時間から2時間早くに出社している。管理部門といっても管理職ともなれば不測の事態など色々なこと... utu-totan
うつ病体験 うつ病物語 その4「重苦しい日々」 2018年3月16日 一体何が辛いのか? 途切れ途切れの睡眠は、言うまでもなく眠りの質が悪いので、昼間は疲労感が抜けず、夕方にはぐったりした気分になった。何より、朝の目覚めは最悪で、まるでこれから牢獄や強制収容所にでも行くような表情のまま、身支度を済ませて家を出る毎日になってしまった。 いや、これまで25年も勤務してきた職場である。辛い時期... utu-totan
うつ病体験 うつ病物語 その3「睡眠障害について」 2018年3月15日 睡眠障害の始まり 私は、お酒が好きで、殆ど毎日、ビールやらワインやら日本酒やらをほどほどに飲んでいる。 元々寝つきが良いこともあって、アルコールが入ると余計に眠りにつくのに苦労しない。それは近頃の会社で苦しい思いをするようになってからも同じであった。 少し調べてみると睡眠障害には大きく2種類あることが分かった。どうやら... utu-totan
うつ病体験 うつ病物語 その2「新米管理職の日々」 2018年3月14日 新米管理職と職場の問題 私の課には管理職が私を入れて3名、課員は6名である。 中小企業の管理部門として、総務、労務、経理、財務、システム管理、その他もろもろを担当している。 頭数は揃っているのだが、新米管理職である私が40歳前半、次長職である上司Aともうひとりの課長である上司Bは10歳以上も年上な一方、課員は皆20歳台... utu-totan
うつ病体験 うつ病物語 その1「私のうつ病について」 2018年3月13日 私のうつ病について 新年度から管理職に昇格した私は、当初の嬉しさもソコソコに、多忙な毎日を送っていた。 課長代理だった頃は、携わる範囲も限られており、自分中心の仕事だったのだが、会議がどっと増え、課員の管理が増え、上役への説明やパイプ役が増え、と、ひとつ位が上がるだけで、こうも違うものなのか。 どれも思うように進まず、... utu-totan