うつ病物語 その6「うつの初期症状」

うつ病物語

うつ症状には様々なものがある

うつ病(この時点ではうつの初期状態だったと思う)の諸症状の出方は人によって様々だと思うが、私の場合、睡眠障害、出社時の行動から始まった。また、身体的な症状としては、ひどい肩こりと腰痛が出ていた。だが、ここまでの症状であれば、仕事の能力に直接影響を与えるものではないので、昼間、頑張って仕事をこなすことは可能だった。

しかし、慣れない役割や山積された業務と格闘し、叱責される毎日を過ごしているうちに、今度は徐々に集中力と思考力が低下してきた。これは最初、自身のやる気や能力の問題だと思っていたのだが、活字が頭に入りにくくなってきたり、人の説明が中々理解しづらくなってきたのを感じ始め、「俺、何かがおかしくなっている…?」と疑問を抱くようになった。

職場の人と話をすることが億劫になり、仕事はギリギリのリミットに合わせた最低線の結果を出して、後は誤魔化して切り抜けようという消極的な考えが頭を支配するようになった。

周囲にも異常が分かるようになった

この頃になると、ちょうど実施されたストレスチェックの結果が良くなかったこともあり、職場の上司Aは私の異変に気が付いており、声を掛けられたり、励まされたりする機会が多くなっていた。しかし、私は、今の自分の能力を物差しにした現状と将来展望に失望感しか感じないようになっており、周囲の気遣いに感謝こそすれ、無意識に自分の中に閉じこもる傾向に歯止めを掛けられなかった。

 

うつ病物語 その5へ     うつ病物語 その7へ     うつ病物語 その1へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました