うつ病物語 その142「うつ病と体重増加」

うつ病物語

職場復帰後、半年の状況

役員面談も終わり、気付けば年末。職場復帰から半年が経とうとしていた。うつ病で5ヶ月も休職していたというのに、新しい職場に異動してからは、体力的にキツイことはあるものの、非常に健康的な毎日を過ごすことが出来ていた。

先ず、ぐっすりとよく眠れるのが幸せだった。そりゃ夜中に目が覚めることもあるにはあるが、うつ病真っ最中の時のように、目が覚めたが最後の、うつ病特有の「グルグル思考」にハマり込み、緊張感のままに朝方まで苦しむようなことはなく、朝になれば、割とスッキリと起き上がって身支度に入ることが出来る。妻には、「夜中にため息をついていることも無くなったね」という言葉も貰っていた。

そして、見送る妻に手を振って、普通に出勤する。途中、出勤経路から外れて回り道をしたり、どこかに止まって無駄な足掻きの時間潰しをすることもない。

勿論、異動先の職場に何の不満も無いわけではないし、C工場長については、職場の皆は色々と言いたいことはあるようだが、そんなものは「人」と「人」の関係においては当たり前の話であり、私からすれば、C工場長は、十二分に敬意と感謝を感じる相手であり、こんな”出来た人”に文句を言うのは贅沢だという気持ちだった。

うつ病の薬と体重増加について

私は、2018年の2月から休職に入り、復職までの5ヶ月間で8㎏程の体重増加を経験した。身長176㎝メートルに対して体重は90㎏に達し、見た目でハッキリ分かるほどに腹が出て、全身に肉が付いてしまった。

休職中は、布団に入って寝ているか、起きていてもPCを眺めたりしている生活で、食欲は普通にあったので、そりゃ太るのも当たり前の毎日だったのだが、妻や、同居している義母は、私の太り具合を見て随分と心配をしていたようだった。

仕事をせずに家でダラダラ過ごしているうちに太ったことは自分でも自覚していたが、そんなことよりも、その時の自分には、ただひたすらグダーっと過ごすより他には何の欲求も無かった。

ブログを書いたり料理をしたり、ウオーキングをしたり、ギターを触ったりという一時が、休職後半は徐々に増えてはいたが、何事に対しても強い意欲が持てないのが休職中の私だった。そして、服用していた”うつ病の薬”も、精神的な安定を促す効果がある一方で、代謝が落ちること、また食欲を促進する副作用もあり、多くの「うつ病患者」が体重増加を経験しているようだ。

そして私も、そうした多くの例に漏れず、かなりの体重増加をしてしまった訳だが、職場復帰後の4ヶ月程でみるみる12㎏も痩せ、2018年11月頃には、3年ほど前の、病気を患う前の体重に戻ってしまった。

現在の、身長176㎝で体重78㎏という数字は決して痩せ体形ではないが、47歳という年齢を考えるとそれほど見苦しい体形でもなく、職場の皆や家族からは、「随分と痩せたね!」という言葉を貰うことが出来るのだった。

 

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