うつ病物語 その95「今度の低気圧はどうか?」

うつ病物語

上司Aとのやり取り

薬局で薬を受け取った後、病院の駐車場まで歩きながら、上司Aに話す内容をざっと頭の中で整理する。今日は大して報告することがない。

自分の車に乗り込んで、上司Aに電話を掛ける。

私「あ、〇〇です。今、電話大丈夫でしょうか?」

上司A「お、うん、いいぞ。」

私「えー、前回の上司Aの話、職場復帰のタイミングと、工場の方に異動することを含めまして、医者に説明をしました。」

上司A「うん」

私「で、医者の方も、7月からの復帰で良かったと、とにかくこの病気はゆったり構えるに越したことはないということで。」

上司A「そうだろ、そうだろう。」

私「異動に関しても、それは良かったですねと言ってもらえました。」

上司A「そうか、それで、奥さんの方はどうだ?工場に異動することについて心配してなかったか?」

私「いえ、かえってホッとしたみたいです。私がそれで良いなら良かったねと。」

上司A「そうか、いや、心配していたんだよ。」

どうやら、妻の反応を心配していたようだ。前回の妻の訴えが効いたのだろう。私は心の中で妻に礼を言った。

上司A「あと、土日の過ごし方はどうだ?きちんとリラックスして楽しめているか?」

私「ええ、大丈夫です。息子と釣りをしたりバーベキューをしたりして楽しんでました。」

上司A「そうか、それならいいんだ。そうしたら、次回の病院の後、また連絡を入れてほしいのと、その次の日、今度は上司Bも連れていくから、また会って話をしよう。」

私「あ、はい、宜しくお願いします。」

今日の電話は、上司Aの雰囲気は和やかなままで終わった。普通、休職している相手との電話はこうでなくてはいけない。動いてくれるところは動いてくれるし、頼もしいところもあるのだが、あの、基本、一方通行のところと、急に興奮してくるところさえなければ…と、惜しい人である。

低気圧接近、今回はどうか?

まだ6月だというのに、台風が近づいているとのニュースに妻が反応する。

妻「あ、また低気圧が来るってことは、少し調子悪くなるんじゃない?」

私「ん…、そうかも。なんか嫌だなあ。」

妻「まあ、もう分かっているんだから、深く考えなきゃいいんじゃないの。」

私「そうだね。」

しかし、今回は何の異変も無かった。つい2週間前の低気圧の時は、胸がザワザワする焦燥感というか不安感のような症状が出て、気持ちが悪かったのだが、今回はスルーである。

またこれでひと安心。今回は本当に”寛解”になってきているな、と思える出来事だった。

 

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