うつ病物語 その65「徐々に悪化していく体調」

うつ病物語

うつノート

年明け早々、決算作業で忙しい毎日なのだが、私の体調は悪化の一途を辿っていた。

〇月〇日

  • 引き続き低調。朝から暗い気持ちで一杯になっている。誰とも会話したくなく、何をするにも億劫で横になっていたいくらい。昨晩は2:30頃に目が覚めた以降、よく眠れなかった。
  • 上司達の配慮により業務量は軽減されているが、意欲が全く出てこず、仕事をするスピード、集中力が著しく低下しているため、順番に片付けていくことが出来ず、スケジュールに沿って進めていくことが出来ない。提出日に間に合わせるという責任感だけが、自分を動かす唯一のものになっている。
  • これといった理由もなく、朝から一日中暗く沈んでいるのは、やはり病気だからなのだろうか?現状を打ち破れない苦しさ、そのための具体策が見出せない失望感、気持ちがついてこないもどかしさ、色々なものが覆いかぶさり、八方塞がりの心境。

上司Aのアドバイス

上司A「年明けから調子が悪いように見えるが、どうなんだ?」

私「そうですね。理由は良くわかりませんが、仕事への意欲が持てずに苦しんでいます。責任感の中で、最低限の仕事をしている感じです。」

上司A「そうだな、そんな感じに見える。…業務システムの件で叱責されてからじゃないのか?」

私「…はい、そうかも知れません。」

上司A「これから元の姿に戻るまで相当な時間が掛かる。先は長いのだから焦ることは無い。」

私「はい。」

上司A「それから…年収は落ちるが、これからは管理職と言ってもサブ的な仕事で調子を見ていくのがいいと考えている。今のお前じゃ無理だ。治すことを優先した方がいい。」

私「…すいません。それがいいと自分でも思います。」

上司A「それからな、これはアドバイスだが、朝の挨拶を意図的に元気よくやってみたらどうだ?大きな声で元気よくだ。効果あると思うぞ。」

朝の暗い気持ちを振り払うのに、意識的に元気な挨拶をするというのは、どこかで聞いたことがあった、…そうだ、本社人事部の友人だ。彼がうつ症状で悩まされたとき、あえて元気な挨拶をやってみたと言っていたのを思い出した。

…今の自分に出来るだろうか?たかが挨拶、されど挨拶。効果のほどは別としても、上司Aが言っていることは理解出来た。しかし、今の私には、とても難しいもののように感じるのだった。

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