
うつ病の重篤度
あくまで私がうつ病の経験者だというだけの素人診断だが、寛解を
というのも、彼から告げられる「うつ病あるあるの症状」が、あま りにも当時の自分と同じことが多いからだ。私の感覚でしかないが 、うつ病の度合いを「軽」「中」「重」で分ける場合
負荷軽減と通院投薬で回復できる → 「軽度」
通院投薬+休職が必要 → 「中度」
投薬+休職+入院が必要 → 「重度」
通院投薬+休職が必要 → 「中度」
投薬+休職+入院が必要 → 「重度」
のような分類になると思う。私とJは職歴や立場が違うので関わり 合いの度合いに差はあるが、旧態依然思考なパワハラ役員A、管理 者としての人格や能力にそれぞれ課題のある上司Aと上司Bに囲ま れ、頼れる相手が居ないという、似たような環境下で病気を発症し た。
Jの直属の上司は、かつて私の上長でもあった上司Bであったが、 心身の不調を訴えるJに対し、こんな風に言っていたらしい。
「いやあJ君、僕は〇〇さん(私のこと)のうつ状態を直に見てき たけど、その時の表情に比べたらJの様子はずっと軽いよ、 大丈夫大丈夫」
あくまで患者の物差しでしかないが、私は職場復帰までに5ヶ月間 も休職したし、その半年前には5週間会社を休んだ。1年の間に半 年以上も休まなくてはならない病気はそう多くない。
私の場合 8ヶ月通院→5週間休職→同じ職場に復帰→7ヶ月経過→5ヶ月間 休職→異動して復帰
部下J 数ヵ月前から内科診察(心療内科予約待ち)→6週間休職→異動し て復帰
休職期間が長かった私の場合に対し、部下Jは6週間休んでの復帰 だった。確かに経過だけで考えれば、私よりJの方が軽度に見える だろう。
しかし、うつ病は、そういう分かりやすい判断が出来る病気ではな い。私が1回目の休職に入った時、役員Aや上司A達は、私の主治 医の指示を軽んじた判断をし、私を5週間で復帰させて失敗した。
私よりJの方が症状が軽いなんて上司Bに分かるはずがないし、元気づけ
部下J「責任の無い立場で肉体労働をしているのは気楽なんですが、些細
私「…ハードルが高い?ちょっと頑張らないと出来ない、そんな感じ じゃないかい?」
部下J「あ、はい、そうです。自分がどういう性格だったとかも何だか分 からなくなりますね…。」
健康な人に、この実態の無いモヤモヤ感は理解し難い。6週間の休職から復帰して2ヶ月経過、回復期にあるJには、まだ