うつ病物語 その151「うつ病と薬の効果」

うつ病物語

そして徐々に飲まなくなった

医師の指示を無視した減薬、というか断薬のスタートは、しばらくは薬を飲んだり飲まなかったりの状態が続いていたが、そのうち、飲まない期間が随分と長く続くようになった。

あれ?いつから飲んでいないんだっけ…?

薬を飲んでいない期間は10日間くらいかな?と、思われる頃だったが、特段、何の変化も感じられない。元々、効果の程をしっかりと実感できる類の薬ではないので、余計にそう思わされる。

今、私が服用しているうつ病の薬は「イフェクサー」だが、初めて「イフェクサー」を飲み始めた時は眠気や喉の渇きを強く感じたものだった。で、いざ飲まなくなった時はどうかというと、ハッキリ言って大した変化はなかった。強いて言えば、何となくだがちょっと体がだるい程度である。

だるいとは言っても、この感じでは、ずっと飲んでいた薬を飲んでいないせいなのか、単に疲れているのか、また体調が優れないだけなのか全く分からない。

んん~…、一体どっちなんだろうなあ?

何てことを思っているうちに更に一週間が経ち、その時はだるさも感じない状態だった。心身の具合は、毎日の肉体労働で疲労していることを除けば好調であり、特に精神的な安定感や心の余裕みたいなものは、かつての自分だと感じられる状態を維持していた。

うつ病の薬に対する私の考え方の変化

この状態になっているのは、現在の職場環境のお陰なのか、十分な休養を取って復職したお蔭なのか、それともずっと飲んできた薬のお陰なのか…?

ただの”うつ病患者”である私には何の確証も無いが、どうしても、これが薬のお陰とは思えなかった。ここまで回復することが出来たのは、十分な休養(私の場合は5ヶ月の休職)と、うつ病発症の根源からの退避(私の場合は職場異動)が2本柱であり、薬はあくまでサプリメントとして心身の調子を整えた程度だというのが実感だった。

それなのに、医者は、「薬はずっと飲み続けた方がいい」と言い、「〇〇サンは、具合が悪くなった時には、また薬を飲めばいいと思っていませんか?」と、薬の効果を強くアピールしていた。

信頼している医師ではあったが、薬に関する部分については、私はどうにも納得できないものがあった。例え精神科医と言っても、自身がうつ病になったことは無いはずで、それなら、うつ病の薬も飲んだことは無いはず。

下痢止めや高血圧の薬と違い、こんなに効果の程が分かりにくい薬なのに、せいぜいサプリメント程度の効能しか感じられない薬なのに、医師は薬の作用をしっかり主張してくる。

私は、正直面白くなかった。薬のことを認めていないわけではない。効果はあったのだと思っている。しかしそれは、その薬を飲んでいれば再発しないとか、好調が維持されるとか、そういう類の薬ではない。足掛け2年以上に渡って薬を飲んできた私は、そういう結論に変化していた。

だから、自己責任の覚悟で薬を止めた。今のところは、何の弊害も無く推移している。

 

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