うつ病物語 その148「2度目の休職はうつ病の再発と考えるのか?」

うつ病物語

休職1回目と2回目の経緯

私は、前回「うつ病物語 その147」で説明した通り、うつ病により2度の休職をした。1回目は5週間、それから7か月後の2回目は5ヶ月間だ。

5週間と5ヶ月では、本人にとっても職場にとってもかなりの違いだが、例え5週間の休みであっても、インフルエンザによる一週間の休み以外、30年近く務める会社を長期で休んだことのない無い社員にとってはチョット想像の出来ないものであった。

しかし、実際には家で横になっている間にあっという間に3週間くらいが過ぎ、休職4週目に入る頃には上司Aから復職促しの連絡が来た。頭のどこかで早期の復職を焦っていた私は、悩んだ末の半信半疑の中で決断をし、復職を果たした。

復職直後は、うつ病の根源である役員Aは当然ながら温和な対応に終始し、職場は温かく迎えてくれた。私としても”随分と休んだ”という実感があったし、それなりに仕事をすることも出来た。

このままの流れでいけば、病気も良くなっていくのかな?…と思ったし、その後の通院では、医師に対し「良くなった」という認識をベースにしたやり取りを行い、その結果を上司Aや役員Aに報告した。

しかし、なだらかな回復曲線を描いていたような調子は長くは続かず、復職から3ヶ月を過ぎた頃には、私は停滞感を感じるようになっていた。

その頃には、上司Aは、私を気遣うような素振りを見せることがありつつも、基本的には健常者に対する以上のプレッシャーを掛けるようになっていたし、役員Aも殆ど元のパワハラな態度に戻っていた。

このような時でも、私が完全に回復していた状態なら、様々なプレッシャーやストレスに耐えることも跳ね返すことも、そして流すことも出来たのかもしれない。しかし、私の心身のコンディションはそうでは無かった。

回復傾向にあった状態は直ぐに下降に向かって日に日に悪化し、最初の休職明けから半年後の2017年の年末には、最初の休職時よりも悪い状態になってしまっていた。

さすがに危険を感じた上司Aが役員Aに相談する形で、私の2回目の休職促しが行われ、私は素直にそれに従った。私は、周囲から見てもあからさまに分る程に、異常な状態になっていた。

1回目?2回目?

これが、私の2度に渡る休職までの流れだ。今の担当医師は、これを2度の”うつ病悪化”と捉えている。これを間違いとは言えないが、私は転院しており、担当医師は、最初の診断から一貫して私を診ているワケではない。

私は、医師にこう訴えた。

「先生、私は確かに2度の休職をしましたが、今から考えると、一度目の復職は時期尚早だったのではないでしょうか?…治る前に復職してしまい、それが2度目の休職に繋がったと思っています。そういう意味で、私の”うつ病”は、一回だと思うのですが?」

医師は、ちょっと難しい表情をした。

 

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