うつ病物語 その79「体調は天候の影響を受ける」

うつ病物語

体調は天候の影響を受ける

この日は日曜日だったが、中学生になった長男の参観日だった。妻と一緒に学校に行き、1時間だけの授業を見て、息子と一緒に帰ってきたのだが、朝から降り続く雨のせいか、気分は沈みがちで、家に着くなり横になってしまい、そのまま夕方になってしまった。

調子のよい日が1週間も続いたかと思えば、こんな風に天気が下り坂になると、私の体調もそれにつられるように低下することが多かった。本やネットで調べてみると、気温がぐっと下がったり、低気圧が近づいたりして気圧が変化することが、うつ症状に影響を与えることが分かった。

こんな些細なことで、と健常者は思うだろうが、普通の人でも、あいにくの天候であればテンションは下がる。うつの人は、それがより強く出るのである。どうか馬鹿にしないで、分かってあげてほしい。

新しい先生の2回目の診察

今日も妻と2人で診察に向かった。もうすっかりと慣れてしまい、いつかは1人になるのかと思うと何となく寂しさを覚えるほどだった。直ぐに名前を呼ばれて診察室に入る。

医師「…ん、表情がこの前より穏やかになりましたね。」

私「え?そうですか?」

妻「凄い、直ぐにそんなこと分かるんですね!」

医師「いい傾向ですね。この後、GW連休に入りますから、このまま3週間、次回の診察まで様子を見て、調子が良いようなら、そろそろ職場復帰のことを考えていっていいのではないでしょうか。」

私「あ、そうですか。やっとここまで来ましたね。」

医師「復帰に関しては、短時間からがベターです。あと、行動力が出てきたのであれば、散歩をしたり、何かやってみたりして身体を慣らしつつ様子を見ていくのがいいでしょう。」

私「はい、分かりました。」

それにしても、前回初めて会った時の印象と違い、新しい医師との相性が良いように感じた。そう、医師との相性は第一印象では分からない。信頼関係を築くには2~3回は様子を見るべきである。これも、妻の言う通りだった。うつ病患者は、自分の感覚や考えは病気のせいで元来の半分に落ちていると考え、素直に他人の声に従った方がいいと思う。

しかし不安は拭えない

ついに、医師の口から職場復帰という言葉が出てくるようになった。ここまでちょうど3ヵ月。上手くすれば、5月中の復帰もあるかもしれない。しかし、私としては嬉しさ半分、不安半分の心境であった。一番のネックは、復帰する職場は、うつ病を発症した職場でもあるということである。

今、回復度合いは80%といった感じである。これが100%になってようやく発症前の状態、私としては、これを110%とか120%に持っていく必要があると考えていた。

そのためのブログ開始であり、中小企業診断士の勉強であり、ウォーキングであり、アコースティック・ギターである。中々、全部を満足いくレベルまでこなすことは難しいが、自分の懐を広げるというか人間力を高めないことには、再発せずに元の職場でやっていくのは無理である。

私は、今の努力が無駄にならないことを祈っていた。

 

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