うつ病体験 うつ病物語 その29「うつ病になった原因は何?」 嫌な夢を見る 今朝の目覚めは、とても気分が悪いものだった。自分のミスで会社でケガをしてしまい、こっぴどく怒られるという夢を見たからだ。 目が覚めて、なんだ夢かよと少しホッとしたものの、どんよりと濁ったような気分で、しばらく布団から出ることが出来ない。いつものぐるぐる思考が始まってしまった。 それでも休職中ということで、... 2018年4月10日
うつ病体験 うつ病物語 その28「休職中の生活」 休職中は寝てばかり 初日は結局、食事以外の全ての時間で熟睡。自分でも信じられないくらい深く寝た。普通、昼間にこれだけ寝ると夜に眠れなくなったりするものだが、全くそんなことはなく夜も直ぐに熟睡。 こんな日が数日続いた後、昼前に床から出て朝食兼昼食、午後からぼちぼち活動、夕食や風呂を済ませて21時から22時に就寝、という生... 2018年4月9日
推し曲 思い出の曲 10曲目 DREAMS COME TRUE「決戦は金曜日」 1992年リリース、ドリカム11枚目のシングル。 誰もが知るドリカムの代表曲のひとつ。本人達も出演した音楽バラエティ番組「うれしたのし大好き」のオープニングテーマであり、バンドとして初のミリオンセラーにもなった超有名な曲である。 私はドリカムのファンでは無かったが、日本人離れした垢抜けた曲を次々繰り出すバンドとして気に... 2018年4月8日
うつ病体験 うつ病物語 その27「休職の始まり」 そして休職へ こうして私は休職に入った。初日の朝は、かなりの眠気を感じ、朝食に一度起こされた後も、また布団に入ってしまった。昨晩から飲み始めたリフレックス錠の効果・副作用だと思うが、物凄い眠気と倦怠感、軽い口の渇きがあった。 休職中の会社への連絡 布団の中で、上司B宛てにメールを打つ。 「おはようございます。ご迷惑をお... 2018年4月8日
うつ病体験 うつ病物語 その26 「医師の宣告」 新しい薬を処方される 医師に言われた内容は、私には少なからずショックだった。本格的に病人であることを宣告されたからだ。しかし同時に安堵もしていた。そうか、やっぱりこの苦しさはただの気の迷い等ではなく、れっきとした病気なのだ、というような変な安堵だった。 そして医師からは、新しい薬が処方された。今まではスルピリド錠50㎎... 2018年4月7日
うつ病体験 うつ病物語 その25「医師の診断と葛藤」 支えてくれる妻 翌日、半休を取って心療内科に行く前に、妻とじっくり話をした。最近は、家に帰っても食事を取った後すぐに寝室で横になるような日々だったので、会社でのことを話す機会が無かった。 妻は、私の様子が普通ではなくなってもうかなり長いことから、今日は病院の後に出社せず、家に帰ってくるよう訴えてきた。「なるべくそうする... 2018年4月6日
うつ病体験 うつ病物語 その24「ついに限界に」 月曜日の朝の憂鬱は頂点に 日曜出勤した翌日、やはり朝の気分はどんよりしていて辛かったが、早めに家を出た。30分間のマイカー通勤、6時前のバイパス道路は走る車もまばらでとても流れは良い。殆ど何も考えず、無気力にハンドルを握る。会社はどんどん近づいてくる。 会社がある団地内に入る、職場はもう目と鼻の先、憂鬱な月曜日の始まり... 2018年4月5日
うつ病体験 うつ病物語 その23「パワハラの定義」 どんな発言がパワハラ? これは指導なのだ、これを乗り越えられれば先が見えてくるはずだ、という必死の思いで、私は役員Aの圧力に耐えてきたが、これは幾ら何でも発言として度を越しているのでは?と思うことが増えてきていた。 「ガキの使いじゃないんだから、もっと頭を使え」「だからお前はバカ」「いいか、口答えするな」「よくこんなバ... 2018年4月4日
推し曲 思い出の曲 9曲目 アースシェイカー「EARTHSHAKER」 1983年リリース、アースシェイカーのデビューアルバム「EARTHSHAKER」の1曲目である。バンド名と同じタイトル、その名も「EARTHSHAKER」で、堂々としていてカッコいい。 こうして取り上げておいて言うのも何なのだが、アースシェイカーについては、私はここに書けるような音楽シーンにおける活躍とか位置づけとか、... 2018年4月3日
うつ病体験 うつ病物語 その22「状況は悪化の一途」 叱責される毎日 新年度に入り、私は管理職になって2年目となった。役員Aからの圧力は更に厳しくなっていた。最近は、毎日のように1時間から2時間に渡って、仕事の進め方について叱責を受けていた。 しかし、いくら怒られても、何が失敗だったかは何とか分かるのだが、次にどうすれば怒られないのか、具体的な対処方が見出せないでいた。(... 2018年4月3日
うつ病体験 うつ病物語 その21「パワハラのエスカレート」 月に一度の心療内科と自己判断 月一度の診察では、気分の落ち込みが酷かった時に比べて、かなり良くなっていると説明していたが、医師からは、本人の感覚と実際の病状には2~3ヵ月のズレがあるのが普通で、焦りすぎだと忠告を受けていた。 しかし、当時の自分は、別に焦ってはいなかったが、病気を軽んじてみていた。…と言うよりは、もう諦... 2018年4月2日
推し曲 思い出の曲 8曲目 YMO「雷電」 1980年リリース、イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)の2枚目のシングル。 テクノミュージックの元祖、それこそ「神曲」を幾つも繰り出したYMOであるが、私はリアル世代ではなく、友人宅で聴かされたのが、彼らを知ることになった切っ掛けである。 ここは私の思い出の曲のコーナーなので、例によって曲の紹介から離れるが、こ... 2018年4月1日