うつ病体験 うつ病物語 その21「パワハラのエスカレート」 2018年4月2日 月に一度の心療内科と自己判断 月一度の診察では、気分の落ち込みが酷かった時に比べて、かなり良くなっていると説明していたが、医師からは、本人の感覚と実際の病状には2~3ヵ月のズレがあるのが普通で、焦りすぎだと忠告を受けていた。 しかし、当時の自分は、別に焦ってはいなかったが、病気を軽んじてみていた。…と言うよりは、もう諦... utu-totan
推し曲 思い出の曲 8曲目 YMO「雷電」 2018年4月1日 1980年リリース、イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)の2枚目のシングル。 テクノミュージックの元祖、それこそ「神曲」を幾つも繰り出したYMOであるが、私はリアル世代ではなく、友人宅で聴かされたのが、彼らを知ることになった切っ掛けである。 ここは私の思い出の曲のコーナーなので、例によって曲の紹介から離れるが、こ... utu-totan
うつ病体験 うつ病物語 その20「無理をする毎日」 2018年4月1日 言う方は簡単だが 課員2人が揃って退職という事実は、私の心境に大きな重圧をもたらした。 運よく、中途入社して現場研修をしていた者を配置換えすることになったので(内々では元々、私の居る管理部門に配属する方向の者だった)、頭数は何とかなるのだが、素人揃いの部署になってしまうのは明らかで、一時的にせよ、私が中心になって実務の... utu-totan
うつ病体験 うつ病物語 その19「業務を抱えるしかない」 2018年3月31日 管理の落ち度 実は彼の場合は、前々から退職を匂わすことはあったが、今回は本気のようだった。理由を聞くと、彼はこう答えた。 「先月の時間外労働が多すぎると役員からクレームがつきました。昨年もそうでしたが、繁忙期で別部署への早出応援もある時期で、時間外労働が増えるのは承知しているはずなのに、なぜ所属長と事前に調整しないのか... utu-totan
推し曲 思い出の曲 7曲目 菊池桃子「Broken Sunset」 2018年3月30日 1986年リリース、菊池桃子7枚目のシングル。 当時のアイドル勢の中でも、既に固定人気を確立した時期のリリースとあって、手堅い一曲である。この曲の作曲・編曲は林哲司。同時期に一世を風靡していた杉山清貴&オメガトライブの「ふたりの夏物語」をはじめ、林哲司の曲も巷に溢れてはいたが、個人的には、菊池桃子との相性が抜群だったよ... utu-totan
うつ病体験 うつ病物語 その18「部下の退職」 2018年3月30日 部下の退職申し出 会社の繁忙期を過ぎたことで余計な心労も減り、仕事も徐々に回りだし、病状は随分と軽減されてきていた。しかし、ある日、部下が「ちょっといいですか?」と真剣な表情でやってきた。嫌な予感がしつつ、別室へ促す。 「実は、来月末で退職したいんですが」 案の定、退職の申し出だった。勤続10年の経理を担当している女性... utu-totan
うつ病体験 うつ病物語 その17「少しずつよい方向へ」 2018年3月29日 心療内科受診後の会社への報告 心療内科に行った次の日、役員Aと面談し、受診した内容や今困っていること、また今後について話をした。役員Aからは、こうやって話してくれると対処が考えられるし、こちらとしても状況が分かる。コミュニケーションを密に取っていくことで楽になるはず、という話があった。 役員Aは、私の異変の原因は自分に... utu-totan
推し曲 思い出の曲 6曲目 吉川晃司「キャンドルの瞳」 2018年3月28日 1986年リリース、吉川晃司7枚目のシングル。 デビュー曲「モニカ」から大々的に売り出された吉川晃司は一気にトップアイドルまで昇りつめたが、この「キャンドルの瞳」の前シングルである「RAIN-DANCEがきこえる」で早々に脱アイドル路線に舵を切り、そこからは自作曲メインのアーティストに変化していった。 1980年代中期... utu-totan
うつ病体験 うつ病物語 その16「やっぱりうつ病だった」 2018年3月28日 心療内科の医師と初対面 5分程で診察室に呼ばれ、少し緊張しながら医師に向き合った。30歳台後半くらいの年齢だと思われる女医だった。出生地から始まって両親の年齢や兄弟の有無、学歴や職歴、結婚歴など広範囲に聞き取りがあり、ここが普通の内科や眼科とは違うところだなと思いながら、順に答えていった。医師は、聞き取りをしながらパソ... utu-totan
推し曲 思い出の曲 5曲目 TM NETWORK「COME ON EVERYBODY」 2018年3月27日 1988年リリース、TM NETWORKの15枚目のシングル。 TM NETWORKは、1987年の「Get Wild」でブレイクし、デジタルロックをこれでもかと体現したバンドなのだが、何処まで行っても、思い浮かぶのは小室哲也である。私が贔屓にしている安全地帯なら玉置浩二、BOOWYなら氷室京介、チェッカーズなら藤井郁... utu-totan
うつ病体験 うつ病物語 その15「はじめての心療内科」 2018年3月27日 心療内科に行く直前の「うつノート」 心療内科に行く直前のノートには、こう記されている。 <身体の症状> 眠りが浅く、何回も目が覚める。パターンは日によってバラバラ。一番多いのは3時間くらいで目が覚め、その後、30分から1時間おきに目が覚めるパターン。 首や肩のコリ。 食欲については、朝と昼はないが、夜と休日は普通。 <... utu-totan
うつ病体験 うつ病物語 その14「うつ病の恐ろしさ」 2018年3月26日 誰の目にも見えない病気、うつ病 私がうつ状態を発症して病院に行き始めた時は、折しも会社は繁忙期の真っ最中であり、管理部門も落ち付かない毎日だった。 上司Aは、私の体調を気遣うテンションの時は「〇〇は繁忙期対応はしなくていい、休日はしっかり休むようにな」と言っていたにも関わらず、実際に忙しさのピークが来ていたり、別の場面... utu-totan