うつ病体験 うつ病物語 その27「休職の始まり」 そして休職へ こうして私は休職に入った。初日の朝は、かなりの眠気を感じ、朝食に一度起こされた後も、また布団に入ってしまった。昨晩から飲み始めたリフレックス錠の効果・副作用だと思うが、物凄い眠気と倦怠感、軽い口の渇きがあった。 休職中の会社への連絡 布団の中で、上司B宛てにメールを打つ。 「おはようございます。ご迷惑をお... 2018年4月8日
うつ病体験 うつ病物語 その26 「医師の宣告」 新しい薬を処方される 医師に言われた内容は、私には少なからずショックだった。本格的に病人であることを宣告されたからだ。しかし同時に安堵もしていた。そうか、やっぱりこの苦しさはただの気の迷い等ではなく、れっきとした病気なのだ、というような変な安堵だった。 そして医師からは、新しい薬が処方された。今まではスルピリド錠50㎎... 2018年4月7日
うつ病体験 うつ病物語 その25「医師の診断と葛藤」 支えてくれる妻 翌日、半休を取って心療内科に行く前に、妻とじっくり話をした。最近は、家に帰っても食事を取った後すぐに寝室で横になるような日々だったので、会社でのことを話す機会が無かった。 妻は、私の様子が普通ではなくなってもうかなり長いことから、今日は病院の後に出社せず、家に帰ってくるよう訴えてきた。「なるべくそうする... 2018年4月6日
うつ病体験 うつ病物語 その24「ついに限界に」 月曜日の朝の憂鬱は頂点に 日曜出勤した翌日、やはり朝の気分はどんよりしていて辛かったが、早めに家を出た。30分間のマイカー通勤、6時前のバイパス道路は走る車もまばらでとても流れは良い。殆ど何も考えず、無気力にハンドルを握る。会社はどんどん近づいてくる。 会社がある団地内に入る、職場はもう目と鼻の先、憂鬱な月曜日の始まり... 2018年4月5日
うつ病体験 うつ病物語 その23「パワハラの定義」 どんな発言がパワハラ? これは指導なのだ、これを乗り越えられれば先が見えてくるはずだ、という必死の思いで、私は役員Aの圧力に耐えてきたが、これは幾ら何でも発言として度を越しているのでは?と思うことが増えてきていた。 「ガキの使いじゃないんだから、もっと頭を使え」「だからお前はバカ」「いいか、口答えするな」「よくこんなバ... 2018年4月4日
推し曲 思い出の曲 9曲目 アースシェイカー「EARTHSHAKER」 1983年リリース、アースシェイカーのデビューアルバム「EARTHSHAKER」の1曲目である。バンド名と同じタイトル、その名も「EARTHSHAKER」で、堂々としていてカッコいい。 こうして取り上げておいて言うのも何なのだが、アースシェイカーについては、私はここに書けるような音楽シーンにおける活躍とか位置づけとか、... 2018年4月3日
うつ病体験 うつ病物語 その22「状況は悪化の一途」 叱責される毎日 新年度に入り、私は管理職になって2年目となった。役員Aからの圧力は更に厳しくなっていた。最近は、毎日のように1時間から2時間に渡って、仕事の進め方について叱責を受けていた。 しかし、いくら怒られても、何が失敗だったかは何とか分かるのだが、次にどうすれば怒られないのか、具体的な対処方が見出せないでいた。(... 2018年4月3日
うつ病体験 うつ病物語 その21「パワハラのエスカレート」 月に一度の心療内科と自己判断 月一度の診察では、気分の落ち込みが酷かった時に比べて、かなり良くなっていると説明していたが、医師からは、本人の感覚と実際の病状には2~3ヵ月のズレがあるのが普通で、焦りすぎだと忠告を受けていた。 しかし、当時の自分は、別に焦ってはいなかったが、病気を軽んじてみていた。…と言うよりは、もう諦... 2018年4月2日
推し曲 思い出の曲 8曲目 YMO「雷電」 1980年リリース、イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)の2枚目のシングル。 テクノミュージックの元祖、それこそ「神曲」を幾つも繰り出したYMOであるが、私はリアル世代ではなく、友人宅で聴かされたのが、彼らを知ることになった切っ掛けである。 ここは私の思い出の曲のコーナーなので、例によって曲の紹介から離れるが、こ... 2018年4月1日
うつ病体験 うつ病物語 その20「無理をする毎日」 言う方は簡単だが 課員2人が揃って退職という事実は、私の心境に大きな重圧をもたらした。 運よく、中途入社して現場研修をしていた者を配置換えすることになったので(内々では元々、私の居る管理部門に配属する方向の者だった)、頭数は何とかなるのだが、素人揃いの部署になってしまうのは明らかで、一時的にせよ、私が中心になって実務の... 2018年4月1日
うつ病体験 うつ病物語 その19「業務を抱えるしかない」 管理の落ち度 実は彼の場合は、前々から退職を匂わすことはあったが、今回は本気のようだった。理由を聞くと、彼はこう答えた。 「先月の時間外労働が多すぎると役員からクレームがつきました。昨年もそうでしたが、繁忙期で別部署への早出応援もある時期で、時間外労働が増えるのは承知しているはずなのに、なぜ所属長と事前に調整しないのか... 2018年3月31日
推し曲 思い出の曲 7曲目 菊池桃子「Broken Sunset」 1986年リリース、菊池桃子7枚目のシングル。 当時のアイドル勢の中でも、既に固定人気を確立した時期のリリースとあって、手堅い一曲である。この曲の作曲・編曲は林哲司。同時期に一世を風靡していた杉山清貴&オメガトライブの「ふたりの夏物語」をはじめ、林哲司の曲も巷に溢れてはいたが、個人的には、菊池桃子との相性が抜群だったよ... 2018年3月30日