推し曲 思い出の曲 6曲目 吉川晃司「キャンドルの瞳」 1986年リリース、吉川晃司7枚目のシングル。 デビュー曲「モニカ」から大々的に売り出された吉川晃司は一気にトップアイドルまで昇りつめたが、この「キャンドルの瞳」の前シングルである「RAIN-DANCEがきこえる」で早々に脱アイドル路線に舵を切り、そこからは自作曲メインのアーティストに変化していった。 1980年代中期... 2018年3月28日
うつ病体験 うつ病物語 その16「やっぱりうつ病だった」 心療内科の医師と初対面 5分程で診察室に呼ばれ、少し緊張しながら医師に向き合った。30歳台後半くらいの年齢だと思われる女医だった。出生地から始まって両親の年齢や兄弟の有無、学歴や職歴、結婚歴など広範囲に聞き取りがあり、ここが普通の内科や眼科とは違うところだなと思いながら、順に答えていった。医師は、聞き取りをしながらパソ... 2018年3月28日
推し曲 思い出の曲 5曲目 TM NETWORK「COME ON EVERYBODY」 1988年リリース、TM NETWORKの15枚目のシングル。 TM NETWORKは、1987年の「Get Wild」でブレイクし、デジタルロックをこれでもかと体現したバンドなのだが、何処まで行っても、思い浮かぶのは小室哲也である。私が贔屓にしている安全地帯なら玉置浩二、BOOWYなら氷室京介、チェッカーズなら藤井郁... 2018年3月27日
うつ病体験 うつ病物語 その15「はじめての心療内科」 心療内科に行く直前の「うつノート」 心療内科に行く直前のノートには、こう記されている。 <身体の症状> 眠りが浅く、何回も目が覚める。パターンは日によってバラバラ。一番多いのは3時間くらいで目が覚め、その後、30分から1時間おきに目が覚めるパターン。 首や肩のコリ。 食欲については、朝と昼はないが、夜と休日は普通。 <... 2018年3月27日
うつ病体験 うつ病物語 その14「うつ病の恐ろしさ」 誰の目にも見えない病気、うつ病 私がうつ状態を発症して病院に行き始めた時は、折しも会社は繁忙期の真っ最中であり、管理部門も落ち付かない毎日だった。 上司Aは、私の体調を気遣うテンションの時は「〇〇は繁忙期対応はしなくていい、休日はしっかり休むようにな」と言っていたにも関わらず、実際に忙しさのピークが来ていたり、別の場面... 2018年3月26日
推し曲 思い出の曲 4曲目 筋肉少女帯「これでいいのだ」 1989年リリースの筋肉少女帯3枚目のアルバム「猫のテブクロ」に収録された1曲。 筋肉少女帯というと、好き嫌いがはっきり分かれるタイプのバンドだと思う。最近は、打首獄門同好会という、フォロワー的なバンドが出ているようで、このジャンルの系譜が健在なことは結構なことだと思う。しかし、この筋肉少女帯というバンド、確かにその全... 2018年3月25日
うつ病体験 うつ病物語 その13「甘い見立て」 うつ状態にある自分への過信 私がうつ状態になったのは、役員Aによるパワハラとプレッシャーが原因なのだが、思いのほか、私の異変について心配してくれているようで、今後の業務軽減について話し合いの場を作ってくれた。 しかし私は、責任感と言えば聞こえはいいが、「この仕事は自分でやらなければ」という悪い意味で仕事を抱える性質があ... 2018年3月25日
うつ病体験 うつ病物語 その12「うつ病と薬」 うつ病の薬に対する間違ったイメージ うつ状態であっても、薬を飲めば、インフルエンザの熱が下がったり、血糖値が正常値に治まったりするように、薬が効いている間は元気になるものと思っていた。精神疾患の薬を初めて飲む私は、こんなイメージを抱いていたし、だからこそ不安感も併せ持っていた。しかし、多少は良くなっているのかな?程度で... 2018年3月24日
うつ病体験 うつ病物語 その11「うつ病と内科の対応」 うつ症状で内科に行っても大丈夫 心療内科の予約が取れなかったこと、胸の鈍痛があったことから、急ぎ内科で診てもらったが、睡眠障害やうつ症状のことを話すと、薬を処方してくれた。 スルピリド錠0.05gを1日3回、毎食後 エチゾラム錠0.5㎎を1日1回、就寝前 薬を出されたことで、この辛さは自分の気の持ちようや考えすぎなんか... 2018年3月23日
うつ病体験 うつ病物語 その10「心療内科がダメなら内科へ」 なぜ?身体の異変 診療内科の予約は取れなかったが、昼が近づいてきたので仕方なく会社に向かった。何となくばつが悪いが、見渡すと役員Aは接客中だった。上司Aに頭を下げて席に着く、しかし、机の上の書類をチェックしはじめると、急に胸が苦しくなってきた。 極度に緊張した時の苦しさにも似た、首元から下のあたりを、ぐぐっと押さえつけ... 2018年3月22日
うつ病体験 うつ病物語 その9「そして心療内科に連絡する」 妻に窮状を告白 自身の現状を告げたことで、脱力感と少しの安堵感を噛みしめながら、この日の午前中は妻とゆっくり話をした。これまで、あまり自分の近況について妻に話をしたことはなかったので、妻は身を乗り出して話を聞いてくれた。 次の日も、かなり気分は沈んでおり、とても辛かったが、昨日電話をくれた役員Aに直に話をしたくて、職場... 2018年3月21日
うつ病体験 うつ病物語 その8「心身が出社拒否」 うつ症状が限界に達した朝 この日も、一時間おきに目が覚めるのを繰り返す中で、起床リミットが近づいていた。あと15分したら起きないと…、あと9分…、あと3分…、あと1分…、あ、時間だ…。いつもなら、踏ん切りをつけて起き上がるのだが、この日は違った。 起きて身支度をして会社に行き、仕事をする今日の姿を詳細に想像する。嫌だ、... 2018年3月20日