うつ病物語 その24「ついに限界に」

うつ病物語

月曜日の朝の憂鬱は頂点に

日曜出勤した翌日、やはり朝の気分はどんよりしていて辛かったが、早めに家を出た。30分間のマイカー通勤、6時前のバイパス道路は走る車もまばらでとても流れは良い。殆ど何も考えず、無気力にハンドルを握る。会社はどんどん近づいてくる。

会社がある団地内に入る、職場はもう目と鼻の先、憂鬱な月曜日の始まり…。私は、会社に向かうために右折するポイントをそのまま通過し、少し過ぎたところで車を止めた。習慣になってしまった時間潰しだ。全く生産的ではない時間、無駄なあがき、無意味、情けない、嫌悪感、色んな感情が交錯する。そして、役員Aに叱責されている自分の姿が思い浮かぶ。

心身の無言の叫び

予定していた「無駄なあがき」の時間は6時30分までの10分くらいだったが、今日はその時間が過ぎても行動を起こせない。「オイ!一体どうするつもりなんだ、無断欠勤でもするつもりか?」という言葉が脳裏に浮かび、ふんぎりをつけて、ようやくノロノロと車を走らせる。そして敷地内に入り、私の駐車場所の目の前まできたところで、ググッと身体が縮こまったような強張りを感じる。驚いた私は反射的にハンドルを反対に切り返してしまった。

ああ!と声にならない叫びをあげながら、会社の敷地内から離れた場所まで「避難」した。そして、今日はこのまま出社することが出来ないと覚悟を決め、昨日も愚痴を聞いてくれていた上司Bに電話を入れた。今日は体調が悪いので午後から出社しますと告げ、しばし呆ける。

これで昼迄の安息は確保出来た。しかし、この後、そして明日以降もこの行き場のない辛さは続くのだ。そういえば、今回で最後になるはずだった心療内科、本当は先週に行くはずだったが多忙のため今週以降にずれ込んでいた。9時過ぎ、病院に電話を入れ、本日診察できないか問い合わせる。しかし、今日は無理で、明日なら可能とのことで、明日の予約を入れる。

その後、昼までの3時間はボーっとしているうちにあっという間に過ぎ、出社の時間が近づいてきた。しかし、どうしても身体が言うことをきかない。出社することを身体が拒絶していた。私は、上司Bに再度連絡を入れ、近くにいるのだが会社に行くことが出来ないので来てもらえないかとお願いをした。上司Bは、直ぐに来てくれて、車の中で、ぽつぽつと少し話をした。上司Bは、あまり深く考えず、しれっとした顔をして出社してはと促してくれたが、私はとても出社する気にはならず、頭を下げて家に帰った。

 

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