うつ病物語 その42「回復途上の日々」

うつ病物語

回復の度合い?

朝の落ち込みは気にならない程度になり、普通の状態の期間が長くなったとは言っても、会社が休みの時は家で半分は寝て過ごすような状態であった。(今では、眠って過ごしてしまうことと、うつ病の程度は比例していることが分かりましたが、当時は、ただ疲れているだけだと思っていました。)

妻からは、家に居る時の様子として、本来の姿の80%くらいだと見られており、周囲からすっかり元通りだと思われないように、体調については周囲に伝えておくべきだとアドバイスを貰っていた。

上司Aの対応に振り回される

上司Aは、復職してから頻繁に面談の機会を持ってくれて、私としては助かった。自身の体調について、いちいち時間を取ってもらって報告するのは、こちら側すると気を遣うものである。

私としては、無理に元気そうに振舞わないよう注意しながら面談に臨んだが、業務の割り振りや、休日操業に絡んだ管理職としての動き方に関しては、私の判断に任せると言ったかと思えば、出てくるのが当たり前だと厳しい姿勢を出したり、無理せず休めと言ってみたりと、相変わらず指示に一貫性がなく、私はその度に上司Aの腹積もりを伺うような日々だった。

役員Aは相変わらず

役員Aは、私とは意図的に接触を持たないようにしているようで、とても気楽だった。うつ病の主原因である存在から距離があることは、私にとって一番の薬のようにも感じていた。

しかしながら、複数メンバーとの会議時には、「おい、黙ってんじゃねえよこの野郎」「ウチに入社する大卒なんて馬鹿ばかりだ」等と暴言を吐いており、私が直接言われているのではなくても胸が痛んだ。また、「俺は小さい時から、上の人が社員をステッキで叩きながら巡回するような姿を見て育ち、それが普通だと思ってきた。だから今は大変な思いをしている。」等と、私の目の前で上司Bに説教している姿を見せられたりした。

そんな時は、直属の部下がメンタルを崩したのに、この人は本当に自身の落ち度を感じているのだろうか?少しは下位者に対する態度を改めようとは思わないのだろうか?との思いをぐっと我慢するしかなかった。

2人で面談した時には、「負荷の掛かりそうな仕事は意図的に外しているが、〇〇の回復を考えてのことなので誤解ないように」とか「今は体調が戻ってきている大事な時、何かの切っ掛けでフラッシュバックしたらまた悪化してしまうし、病気が再発ということになれば、この部署に置いておけなくなる。」「〇〇は経営者ではなくサラリーマンなのだから、その範囲内で仕事をすればいい。何事も深刻に考えないように。」と心配してくれている節はあるのだが、一方では、「俺は虐めるつもりがなくても言動が激しい。これはもう変わらないと思うので受け流すように。全て愛情からのものである。」と宣言されてしまっては、諦めの心境になるしかないのだった。

 

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