一週間の休みなんて、うつ病には焼石に水でしかない
一週間の休み。日本のサラリーマンに取っては長い『まとまった休
私と部下I、それに同期入社のDは、「そりゃそうだよね」という
上司A達の見方は楽観的過ぎるというか、現実が見えていなかった。
一週間だけ休むというのも、上司AがSさんと電話で話してそうな
上司A「そうか、マズ分かった、今週はゆっくり休んでリセットし
Sさん「‥はい、そうします。」
という程度のものだったのが目に浮かぶ。
Sさんはまだ医者に診てもらっていないので、うつ病などと病名を宣告され
そんなことより、自分が急に会社を休みだしたことを申し訳なく思う方が強いので、職場からの「一週間も休
うつ病疑いの人への対応が進歩しない上司‥
その次の日の朝、上司AはSさんに電話をしていた。本当ならSさ
上司Aは直ぐ近くで話しているため、自然と内容が分かってしまう
しかし、その割には、上司Aの話は仕事と病状伺いを行ったり来たりして延
(夕方に会うんなら、もう話を止めたらいいのに‥。)
私は近くで聞かされていたのだが段々呆れてきた。まだ朝の7時30分
しかし、こんなに電話で沢山話した上で、同じ日に直に会うっていうのは
Sさんの一週間での復帰は叶わなかったので、上司A側としても事態を重く見
間もなく、私、部下I、上司C、同期Dの所属する工場では、Sさんの
役員Aや総務部の管理職は、休み始めたばかりのSさんの総務部復帰を早々に見限ったということになる。スピーディな会社の動きに私は驚いた。