【クォーターエピス】はフランス料理の定番スパイス!
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【クォーターエピス】はブレンドスパイス

今回は料理レシピではなく、私が一番好きなスパイス「クォーターエピス」について!

この「クォーターエピス」は、普通の量販店やデパートにはマズ置いてません。が、決して癖のある使いにくい香辛料ではなく、日本の家庭料理でも大活躍できるポテンシャルを持っています。

写真では大きさが分かりにくいですが、これは80gのもので、大体、缶コーヒーのショート缶くらいの大きさです。大サイズもあるようですが、そんなに大量に使うものじゃないのでこのサイズで十分。私はいつも通販サイトで注文しています。

で、で、肝心の中身ですが、「クォーターエピス」という名の香辛料があるのではなく、4種類のスパイス「クローブス」「ジンジャー」「ナツメグ」「ブラックペッパー」をブレンドしたものが「クォーターエピス」なんです。

いやー知らんかったわ(=_=)。

このブレンドスパイスは、フランス料理の定番である「パテ」や「テリーヌ」、また煮込み料理等によく使われるようです。

【謎スパイス】どんな風味のスパイスなのか?

「クォーターエピス」を一口舐めてみると、最初に苦み+風味がきて、その後でじわーっとペッパーの辛味がくる感じです。

ブラックペッパーが入っているので、それなりのスパイシーさはありますが、よほど辛味に敏感で弱い人じゃない限りは「辛い~」と引きずることはないでしょう。

辛味よりも風味が前面にきます、肉類の臭み消しに香りをプラスする効果が強い。

日本人に馴染みのある香辛料で例えると、山椒に近い感じかも。辛さはアクセント程度で、メインは風味です。

クォーターエピスの活用法!

さて、私の場合、料理全般が好きは好きですが、あまり手の込んだ料理、作るのが難しい料理は一切パスしています。

基本的には、チビチビお酒を飲みながら、ほろ酔い気分で料理をするのが好きなので、いくらフランス料理は美味いな~と思っても、上級者向きのパテやテリーヌはチャレンジしたことないですし、今のところ作ろうとも思っていません。

では、どういう料理でこの「クォーターエピス」が活躍するかというと、それは「肉を焼く時」です。

例えば、北海道あるあるのホットプレート焼肉でラム肉を焼く時、勿論ジンギスカンのたれも最高ですが、ちょっと気分を変えて「クォーターエピス」を使ってみましょう。

塩とともにこれを振りかけ、あとは焼くだけで、「ジンギスカン」が一気に「ラム肉のソテー」に変身!

ただ、このスパイスを振りかけただけなのに、大抵の人が普段味わうスパイスではないせいで、食べた側が勝手に「凝った料理」だと思ってくれます。

チャリンチャリンチャリン♪と「手の込んだ料理度」がアップ!

そして、なぜかビールよりワインが欲しくなる味になるので不思議。

ラム肉の他には、鶏レバー(「鶏レバーのソテー」)やハツ(心臓)、砂肝など、ちょっと癖のある鶏肉系との相性が抜群。

いつもの豚や牛には今一つのように個人的には思いますが、野性味のある鳥獣に一振りするだけで、肉の臭みを消して旨味を引き立て、香り豊かに仕上げてくれます。

フランス料理だけに使わせていては勿体ない「クォーターエピス」、どんな家庭にもある「塩こしょう」と同じように、とても汎用性のあるスパイスです。どんどん使ってみて下さい!

 

 

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