【クォーターエピス】はフランスのミックス・スパイス
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【クォーターエピス】はブレンドスパイス

今回は料理レシピではなく、私が一番好きなスパイス「クォーターエピス」について!

この「クォーターエピス」は、殆どのスーパーのスパイスコーナーには置いてません。が、決して癖のある使いにくいアイテムではなく、家庭料理で大活躍できるポテンシャルを持っています。

写真では大きさが分かりにくいですが、これは80gのもので、大体、缶コーヒーのショート缶くらいの大きさです。値段は600円くらいで、私はいつも、アノ通販サイトで注文。

肝心の中身ですが、「クォーターエピス」という名の香辛料があるのではなく、「クローブス」「ジンジャー」「ナツメグ」「ブラックペッパー」の4種類のスパイスをブレンドしたものが「クォーターエピス」。

このブレンドスパイスは、フランス料理の定番である、パテやテリーヌ、また煮込み料理等によく使われるようです。

どんな風味のスパイスなのか?

一口舐めてみると、最初にちょっと苦み+風味のような味わいがあり、その後でペッパーの辛味がじわーっとくる感じです。ブラックペッパーが入っているので、それなりの辛味はありますが、引きずる辛さではありません。それよりも臭み消しや香りをプラスする効果が強いです。

さて、私の場合、料理全般が好きは好きですが、あまり手の込んだ料理、作るのが難しい料理は一切パスしています。基本的には、チビチビお酒を飲みながら、ほろ酔い気分で料理をするのが好きなので、いくらフランス料理はいいな~と思っても、上級者向きのパテやテリーヌなんて作り方すら知りません。

では、どういう料理でこの「クォーターエピス」が活躍するかというと、なんと「肉を焼く時!」です。

例えば、北海道あるあるのラム肉パーティの時、勿論ジンギスカンのたれも最高ですが、ちょっと気分を変えて「クォーターエピス」を使ってみましょう!

塩とともにこれを振りかけ、あとは焼くだけで、「ジンギスカン」が一気に「ラム肉のソテー」に変身します。普段味わうスパイスではないせいで、食べた側が勝手に「凝った料理」だと思ってくれます。そして、なぜかビールよりワインが欲しくなる味になるので不思議です。

ラム肉の他には、このコーナーでも先に紹介した鶏レバー(男の簡単料理 2皿目「鶏レバーのソテー」)やハツ(心臓)、砂肝など、ちょっと癖のある肉類との相性が抜群。

でも、鶏モモや豚ロースなんかの定番肉でも凄く美味しいです。一振りするだけで、肉の臭みを消して香り豊かに仕上げてくれます。

このスパイスは、肉の持つ臭みとか雑味を上手いこと消して、肉の旨味だけをグッと引き出し、その独特の香りが”洋食”ではなく”フレンチ”にしてくれます。

フランス料理だけに使わせていては勿体ない「クォーターエピス」、どんな家庭にもある「塩こしょう」と同じように、とても汎用性のあるスパイスです。どんどん使ってみて下さい!

 

 

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