思い出の曲 71曲目 X JAPAN「Sadistic Desire」

思い出の曲

80年代末に出現して猛威を振るった超大物!

幼稚園の頃からの幼馴染で、小学校の高学年で洋楽ロックバンドの会話をしていたという、かなりの強者YOSHIKIとToshiを中心に結成。

濃密で激しいバンド活動からメンバーが流動的に入れ替わったり、火を噴いたりしてライブハウスを出禁になったりしたが、知名度を上げるために出演した「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」のヘビメタコーナーなどから人気が全国区になり、1989年のメジャー・デビューアルバム「BLUE BLOOD」が累計80万枚と大ヒット、シングルカットされた「紅」や「WEEK END」は、当時の中高生男子なら、ファンでなくてもタイトルに覚えがあるはず。

その後は、あまりに激しいパフォーマンス故、健康上の爆弾をメンバー各自が抱えながら精力的な活動を続け、海外での成功や自民党総裁だった小泉純一郎氏がファンを公言するなど日本屈指のロックバンドに上り詰め、後輩バンドにも多大な影響を与えた。

暴力的でサバトだったヘヴィメタルと一般人を繋げたバンド

今では色んな分類があるが、デビュー当時「X(後にX JAPANに改名)」はヘヴィメタルバンドとされていた。当時のヘヴィメタのイメージは、彼らのデビューアルバム「Vanishing Vision」のジャケットに表れている。

…う~ん、強烈だぜ!

これはインディーズレーベルの時だというのもあるけど、このジャケットを見て「X」というバンドに好意的な関心を向ける女性はマズいない。嫌でも破壊的かつ肉欲的で、サバト(悪魔崇拝)的な音楽世界を思い浮かべてしまうが、実は、聴いてみると肩透かしを食らう。

私は、メジャーデビューアルバムである「BLUE BLOOD」の後で「Vanishing Vision」を聴いたけど、インディーズの頃はもっと過激でドロドロしてるんだろうな~という期待に反し、メジャーデビュー後とあまり違和感が無かった。

歌詞だけ見ると結構過激なことを言っていたりもするが、曲として聴いたときには、スピード感溢れるロックサウンドが気持ちよく、盛り上がって爽やかな疾走感のある曲が多い。

この「Sadistic Desire」は、先に記したインディーズ・デビューアルバム、1988年の「Vanishing Vision」の4曲目に収録。そして、1991年にリリースした「Silent Jealousy」のカップリング曲としてリメイクされている。

この曲はイントロのドラムからずっとキレッキレで引っ張ってくれるが、間奏で流れる、まるで波状攻撃のように襲い掛かるギターは「カッコいい!」と身震いする仕上がりで、私がこれまでの人生で聴いてきた数千曲の中でも特に印象に残った傑作ギターフレーズ(他には、バービーボーイズの「はちあわせのメッカ」など)。

日本ロックのギターフレーズ20選なんてのがあったら、絶対に上位入選間違いなし!

聴くべし!

 

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