うつ病物語 その85「いざ職場復帰へ!?」

うつ病物語

いつもとは違う診察日

今日は診察日であった。いつものように妻と2人で早めに病院に向かい、近くの遊歩道をウォーキングし、病院の食堂で昼食を取って、診察を受ける。

しかし、今日は少し意味合いが違う。来週からの職場復帰について医師に確認をするからだ。ウォーキングの最中も、自然と今までの4ヶ月を振り返る気分になってしまう。

私「こうやって一緒に病院に来るのも今日が最後かもね。」

妻「う~ん、でも分かんないよ?」

こうしたやり取りも随分と重ねてきたが、最初の頃よりは内容も軽やかになってきた。これが回復してきたと言わずに何と言おうか。まだ完璧ではないが、しっかり回復を実感する日々。それなりの自信を持って診察に臨む。

医師の診察も同様だった

医師「そうですか、いい感じになってきていますね。」

私「はい、ありがとうございます。」

医師「これなら、6月中からの職場復帰をスタートしてもいいんじゃないでしょうか。」

私「あ、そうですか、来週末の6月1日でどうかと考えてはいたんですが…。」

医師「ん…、6月半ばくらいからでいいと思いますが、まあいいでしょう。」

私「やはり、短時間勤務から入っていた方がいいんでしょうか?」

前回の休職明けは、午後出勤で身体を慣らす期間を設けていた。しかし、上司Aに通常出勤を促されて、1週間ちょっとの期間で通常に戻していた。これは後から聞いた話だが、午後出勤は役員達の心象が良くなかったらしい。つくづく、色んなところにくだらないクレームが付く会社である。

医師「短時間勤務はそうですね。そういうシステムが職場にあるのなら、それに越したことは無いです。」

私「その場合、午前勤務するのと、午後出勤のどちらがいいんでしょうか?」

医師「朝の活動サイクルを考えた時に、朝は普通にして昼とか午後に早上がりするのがいいんじゃないでしょうか。疲れが出るようなら早く上がればいい訳ですしね。」

私「なるほど。そうですね。あ、先生、薬の一本化はどうしましょう?私としては、レメロンは止めてもいいような気がするのですが…。」

医師「いえ、薬の方は、今回はこのまま様子を見ることにして、職場復帰してからイフェクサーへの一本化を考えていきましょう。その方が安全ですよ。」

医師が代わって今日が4回目の診察だが、新しい医師への信頼感が、回数を重ねるごとにアップしていることを妻と話しながら帰路につく。最初は、前の先生の方が良かったな、などと思った先生だったが、向こうだって赴任直後で初めて会う患者、いきなりしっくりくるはずもないのである。

 

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