うつ病関連 その11「うつ病の診断書のもらい方を解説 初診当日でも可能で費用は約3000円」

うつ病関連

うつ病の診断書はなぜもらいにくいのか?

うつ病と診断されて長く会社を休むことになった場合、職場には医師の診断書を提出することになると思います。しかし、他の病気なら何の抵抗も無いのに「うつ病の診断書はもらいにくい」と思う人は多いのではないでしょうか?

まさに私がそうでした。(※私の場合はコチラ→うつ病物語 その25「医師の診断と葛藤」へ

では、なぜ、うつ病の診断書はもらいにくいのでしょうか?他の病気の時と何が違うのでしょうか?

病気の発覚→治療開始→診断書発行?

他の病気の場合  自覚症状などで気付く → 診察や検査で判断 → 治療開始・診断書発行

うつ病の場合   自覚症状などで気付く → 診察で医師が判断 → 治療開始・診断書発行

このように、うつ病だからと言って、他の病気と大きく変るところはありません。心身の異常に気付いて病院に行き、医師に病名を告げられ、治療を開始する。そしてその治療が入院等で長期に渡って会社を休まなくてはならない場合には、診断書を発行してもらう…。他の病気と同じです。

ですから、医師の診断に従って自宅療養や入院をするのであれば、医師に一言、「診断書をお願いします」で済むのです。

うつ病と他の病気の違い 診断書をもらいにくい理由とは?

しかし、うつ病の場合は、レントゲンやMRI、心電図や血液採取といったような「検査」というものが無く、第三者に証明出来るような説得力を持つ、客観的事実がありません。うつ病かどうかは、患者側の説明と、医師の判断のみに委ねられます。

そしてこの患者側の説明というものは、本人の主観ですから、その人の感じ方によって大が小にも、灰色が黒にもなると言っても過言ではありません。本当に苦しんでいる側からすると冗談では済まないのですが、会社を休みたいがために、医師に嘘をついたり、大げさに病状を説明する人も世間には少なくないようです。→うつ病関連 その16「”うつ病”を誤解させる”偽うつ病”」

それともうひとつ。うつ病はかつてに比べれば正しい認識が広まっておりますが、まだまだ誤解が多い病気です。例えば

「そんなのは気のせい」

「深く考え過ぎ」

「気が弱い」

「気合が足りない」

と、うつ病は脳疾患であることを勉強せずに、精神論で片付けてしまう人達が多いことです。

この2点の存在が、うつ病を「堂々と人に言えない病気」にしてしまっており、「診断書をもらいにくくしている」原因だと私は思います。

うつ病の診断書のもらい方

精神科または心療内科を受診する

厳密には、精神科は「うつ病そのものを治療する」、心療内科は「うつ病による不眠やその他の身体症状を治療する」と分かれておりますが、大抵の病院、クリニックでは、「精神科・心療内科」となっているので、どちらに行くのかを悩む必要は無いでしょう。

私は最初、個人の心療内科で診てもらっていたのですが、その後、知人から良い先生が居ると紹介され、総合病院の精神科に転院しました。

医師からうつ病の診断を受ける

先ずは、問診票への記入を指示されるはずです。それに一通り書き終えた後は、いよいよ医師との対面になります。

「どこから話せばいいのか…?」とか「自分が情けない」とか「こんなことを他人に話すなんて」とか、色んな感情が噴き出すと思いますが、相手は、これが専門の医師、何も気にせず、思い悩んでいることを出来るだけ詳しく話しましょう。

順序立てて上手く説明出来なくても大丈夫です。その一生懸命な姿が医師に伝わります。また、同行者に説明を補足してもらうのも良いと思います。

そしてその結果、うつ病や他の病気の診断が下されることになります。

診断書を依頼する

うつ病と診断された場合は、心身を休ませることと投薬の指示がセットで出ますが、この闘病生活を「会社に行きながら」するのか「会社を休む」のかの2択になります。

医師が問診した結果、うつ病の初期状態だと判断されれば、数週間毎の通院で済みますので、診断書は必ずしも必要ではないかもしれません。(上司や職場に自分の病気のことを証明する効果はアリ)。

しかし、うつ病が中程度以上の場合、医師からは会社を休むことを指示されます。そして、うつ病の場合の「会社を休む」は1~2週間の話ではありません。

ここで強い葛藤があるはずです。「うつで会社を休む?」「しかも月単位で?」「あの案件は誰に頼む?」「来月の出張はどうしよう?」等々…。

しかし、そんなことを気に病む段階ではありません。あなたは心身の異常を自覚しながら限界まで耐えてきた結果、勇気をもって病院に来ているのです。医師の促しに素直に従いましょう。

そしてこの時に「診断書をお願いします」と言えばいいのです。

一枚の診断書に記載される自宅療養期間は、その病状の程度と、医師の判断によって変わりますが、1ヶ月間~3ヶ月間くらいが多いようです。また期間の延長は、診察時の回復度合いを見ながら医師が判断していきます。

どんな医師でももらえる?初診でも大丈夫?診断書の料金は?

どんな医師からでも診断書はもらえるのか?

大丈夫です。どんな個人病院、総合病院の医師であっても、自分を診察してくれた医師であれば、依頼すれば書いてくれます。

初診でも診断書はもらえるのか?

うつ病という診断が下されれば、初診でも診断書を書いてもらえます。

診断書の料金はいくらなのか?

病院によって変動がありますが、2000円~5000円くらいのようです.

まとめ

以上、うつ病の診断書をもらう流れをまとめました。

中程度以上のうつ病の場合、休職期間は最短で3ヶ月、平均で半年くらいになるようです。会社を休むことには、給料の心配があったり、賞与が下がったり人事に影響するなどのデメリットもありますが、先ずは健康な身体を取り戻すことが先決だと、私は諸先輩に言われました。

妻に何回も相談し、どうしようもない葛藤もありましたが、健康になる以上のメリットなんて他にあるでしょうか?今は休職して良かったと本当に思っています。

うつ病になったのは、これまで一生懸命、責任を果たそうと踏ん張ってきたことの証に違いありません。全く卑屈になることはありません。診断書、堂々ともらいましょう!

 

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