【戦隊シリーズ】「獣拳戦隊ゲキレンジャー」
2007年リリース、谷本貴義の６枚目のシングル。
…と言っても、多くの人は分からないと思う。私も、谷本貴義さんという歌手のことは全然知らなかった。
タイトルの通り、これは2007年2月から翌年2月まで放映された戦隊ヒーロー「獣拳戦隊ゲキレンジャー」のOP曲。
戦隊ヒーローというと、私などは初代1975年の「秘密戦隊ゴレンジャー」まで遡ってしまうが、このゲキレンジャーはなんと31作目…！
戦隊シリーズは「○○ジャー」という名前の時と違う時とがあるが、途切れずに現在まで続いていることが素晴らしい快挙で、大抵の男の子が一度は通る道として、とても大きなポジションを維持している。
世の中のお父さんの多くがそうであるように、かつて幼き自分が楽しんでいたシリーズが続いており、ましてや自分の息子が見るようになるとは、何とも子供心と父性の両方が刺激されて、とても気持ちがいいのだ。
このゲキレンジャーは、３歳になった息子が興味を示し始めた最初のシリーズとして、親子で楽しませてもらった。
谷本貴義が激熱！「獣拳戦隊ゲキレンジャー」
さて肝心の曲の方。
昔の戦隊シリーズの曲はさすがにお子様テイストが溢れてはいるが、かなり勇ましい曲が多く、どの曲を聴いても元気が出てくる。
そのような歴代イケイケ曲の中でも、このゲキレンジャーの主題歌はピカイチの盛り上がりで、いい歳したオッサンの心を熱く燃えさせてくれる。
導火線に火がついてからの初弾、そして連続攻撃、最後にビックバン・アタックをぶちかますような曲だ。
歌い手の谷本貴義の声は、どこまでも伸びやかにテンションを上げていくが、ここが限界かな？というところを楽々超えていくので、初めて聴いた時は驚いてしまった。
この音階を際限なくガンガン上げていく感じは、まるでスーパーサイヤ人のようで大盛り上がり！
…と思って喜んでいたら、この谷本さんは後に「ドラゴンボール改」の主題歌も担当していた。
ゲキレンジャーの主題歌を聴いたドラゴンボール改のスタッフが、私と同じように感じて、谷本貴義にオファーしたとしたら嬉しいが、まさかねww
