【安全地帯】ドゥービー・ブラザーズを感じる「We're ALIVE」

B!
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安全地帯にとって大事な曲「We're ALIVE」

安全地帯は、1983年の「ワインレッドの心」が大ヒットして世間に知られるようになった。

そんな有名シングルのカップリング曲がこの「We're ALIVE」だ。 ※当時はレコードなのでB面曲

安全地帯の全楽曲の中でも特に爽やかな曲調、軽やかな疾走感があって「ブリヂストン/スタッドレスタイヤ」のCMに使われたのも納得。

一方、「ワインレッドの心」も「サントリー/赤玉パンチ」のCM曲だったので、この時代としては珍しく両面がタイアップのシングルだった。

「We're ALIVE」は、北海道と東北地区のCMで流れた曲とは言え、一般的には殆ど知られていない。

だが、安全地帯のライブではオープニングやアンコールに用いられる重要な位置づけで、歌詞の一部を客席向けの声掛けに変えている音源が多数残っている。

古くからの安全地帯ファンなら特に印象の強い曲。

前述したように爽やかなのもいいが、間奏からラストのサビにかけての盛り上がりがなかなか壮大で、とってもライブ映えするタイプだ。

安全地帯が目指したバンド「ドゥービー・ブラザーズ」

安全地帯が元々は「ドゥービー・ブラザーズ」のようなロックバンドを目指していたというのは、後になってからの有名な話だ。

ドゥービー・ブラザーズはアメリカのカリフォルニア州出身のロックバンドで主に1970年代に活躍。

バンド名でピンとこない人は「ロング・トレイン・ランニン」で調べれば一発で判明。

彼らがブレイクするきっかけになった名曲で、日本ではトヨタやスバルをはじめ、タイヤメーカーなど自動車関連のCMに幾度となく使用されており、多くの人が耳にしているはずだ。

この「ロング・トレイン・ランニン」は、イントロのカッティングギターだけで好きになる傑作だが、安全地帯ツインギターの一角、武沢豊氏はきっとこのギターサウンドに強い影響を受けたと思う。

繊細で、かつ柔らかく、それでいて鋭いカッティングギターの音…。

なんと武沢豊が「ロング・トレイン・ランニン」を奏でる瞬間が!

ライブアルバム「安全地帯Ⅵ ~月に濡れたふたり~」には、間奏で玉置浩二がメンバー紹介をする「じれったい」が収録されている。

ドラムから始まってサポートメンバーも含めて順に紹介、名前を告げられるだけじゃなく各々が自分のパートでちょっとした演奏を挟むので、映像無しの音源のみでも聴き応えがある。

ベース六土、ギター矢萩に続いて最後に紹介される武沢豊、なんとそこで「ロング・トレイン・ランニン」の特徴的なイントロを奏でるのだ。

時間にして約10秒。

私は武沢豊のギターが大好きなのだが、メンバー紹介で披露されるこの短いフレーズを何回聴いても惚れ惚れする。

「We're ALIVE」のサビ部分には、切れ味抜群のカッティングギターが合わせられている。

そこに「ロング・トレイン・ランニン」のテイストを感じるのは私だけじゃないはずだ。

本来の安全地帯の姿を垣間見る「We're ALIVE」

「ワインレッドの心」以降の安全地帯は、1988年に小休止するまで大人の恋愛(不倫や失恋)の曲ばかりで攻め続けた。

もちろんこの路線で売れたので当然そうなるだろうし、ファンもそれを求めていた。

女性から絶大な支持を受けたセールス全盛期の安全地帯のライブは、セットリストもワインレッド以降の曲ばかりで組まれていたが、ドゥービー・ブラザーズを目指していた安全地帯を垣間見ることが出来る瞬間が「We're ALIVE」だった。

安全地帯のメンバーも、そんな思いから「We're ALIVE」を大事にしてきたのかもしれない。

私としては一番二番に挙げる曲ではないが、長年のファンとして馴染み深く、いつまでも歌ってほしい曲のひとつだ。

 

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