建築士との家作り その8「妻の要望を満たした外観デザイン」

建築士との家作り

北海道の住宅は短命?

建築士Kプランの1Fと2Fの平面図、間取りに関して私達夫婦はすっかり満足だった。というか、要望以上の内容で、よくぞここまでやってくれた、という感じだった。

…で、外観。

妻は、家作りに取り組み始めた頃から、北海道住宅の佇まいが軽いと不満を漏らしていた。新しいうちはキレイでカワイイ箱庭チック、またスタイリッシュかもしれないが、フレッシュさを失った後は、ただただオンボロになるだけで、本州の瓦屋根の家のように、年数を経ることで趣が増し、その土地に根付いた感じにならないからだ。

生粋の道民には感じにくいが、言われて見ると確かにそうかもしれない…!

事実、市内の古い住宅エリアには、昭和感満載で老朽化しただけの家が多数ある…。そこには”味”なんかなく、寂しさが漂うだけだ。確かに、北海道の家は寿命が短いような気がする。これは日本の住宅全般に言えることなんだけど、特に北海道は使い捨ての感覚が強い。

そんな妻が、ハウスメーカー巡りをしていて唯一、デザインとして素敵だし、長年暮らして愛着の湧く家を標榜しており、北海道の土地に合っていると気に入ったのが、輸入北欧住宅のC社だった。

一方、私は注文住宅に対して外観や長寿住宅への大きな拘りは無かったが、間取りや機能性には自分が納得できるものを求めていた。

そして夫婦とも、譲れない部分には非常に頑固だった。どちらかが主導権を取って、片方が合わせるということをせずに家作りを進めてきたので、家作りはスンナリ進まなかった。

C社の外観デザインは、私も好みだったので問題ないが、間取りには私が強い不満。ここで建築士Kの外観デザインが妻の好みに合致しない場合は、更にややこしいことになってしまう。

しかし…。

住宅デザインの妙!今まで見たことのなかった外観デザイン

建築予定地は住宅街の角地だが、道路に面した2面を三角屋根テイストを入れた白い塗り壁にして、角を引っ込ませてウッド系を思わせる濃い茶色のサイディング、庭と駐車場側の2面は調子を変えた別のサイディング。

間取り的に総二階建てになってしまうのを避けられず、三角屋根とは両立出来ないところを、上手く角をずらしたり、道路面側を屋根を含めて工夫したせいで、錯覚なのだが、三角屋根風にも見えるのだ。

欧州の古城の写真からヒントを得た、という全体のデザインは、もう少し着飾るとカフェでもおかしくない感じで、とても洒落ていた。

私等夫婦「おお…!なんか凄くお洒落なんですが…!」

建築士K「〇〇さん(妻のこと)、こういう雰囲気が好みなんじゃないかと思いまして…。」

こんなカフェみたいな家デザイン、嫌いな女性はマズいない。このデザインには少し奇抜さもあるけど古風さもあって、流行りに乗った感じでもなく、とてもいい雰囲気だった。

建築士Kとの打ち合わせの帰り道、妻は、C社と建築士Kのプランが拮抗したことを悩んでいた。一方、私の気持ちはここで固まっていた。

 

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