
アラフィフから挑戦したオヤジのギターレベル
ギターを始めて2年が経つというのに、また最初のフィールドをうろちょろしているようなアラフィフ・ギター・チャレンジャーのワタシ。
例えば誰かに趣味を聞かれて「え~っと、ギターかな」なんて答えられる状態をレベル10とした時、今はどうかと言うと…(ただし自分勝手な解釈)。
ギターの知識:レベル6
右手のテクニック:レベル5
左手のテクニック:レベル4
リズム感:レベル5
コードチェンジ:レベル3
他にも色々あると思うけど、取り合えず、今まで習った範囲で振り返るとこんな感じ…かな?
多少、パラメータが凸凹しているが全体としてはワタシのレベルは4~5がいいところ。それなのに、一曲通して弾くことを本気で目指す曲が「安全地帯『悲しみにさよなら』のB面曲『ノーコメント』」というマニアックかつ難しそうなセレクト。
チャレンジ曲を師匠にメールで送信したものの「ド素人の”ド”がやっと取れるかな?くらいのワタシがこんな目標でエエんかいな?」と思ってビビッていたが、師匠は「ノーコメント了解!」と軽く返してくるばかり。
『ノーコメント』のイントロカッティング解析
さて新しい課題に向かってのレッスン初日。
師匠「さ、課題曲も決まったし、改めてやっていきましょう♪先ずはコレを見てもらおうかな…」
と言って渡してくれたのは、ノーコメントのイントロ部分のコードとカッティングパターン、指の押さえ方を解説した譜面。
うっ、見るからに難しそうだぜ…!
「で、弾くと、こんな感じになります」と、流石に師匠はサッと再現するが、それでも部分的に楽勝という感じでもない。勿論、私がこの課題曲を伝えたのがレッスンの2日前で、解析する時間、手に馴染ませる時間が少ないせいだが…。
師匠「ん~、ちょっとココ難しいな、…あ、ココは先にこれが入るのか、そうかそうか、…ん~ココがな~…うん、ま、こんな感じで!」
やはり簡単なカッティングフレーズでは無いらしい。これから苦しむ自分の姿が目に浮かぶ。
しかし私は「俺には絶対できない!」とまでは思わなかった。
…てことは、それなりに成長してる?
コードチェンジの大きな壁!
師匠の解析によると、この曲のイントロフレーズはAm→Dm7→Gとコードチェンジする。フレットでは6~10の間で左手が動いてフォームが変化する。ギターのフレットの端から端まで左手がワープするような激しいヤツじゃなく、はた目には、それほど難しそうには見えない。
特にAm→Dm7は、それぞれ弦を押さえた、人差し指、中指、小指のうち、中指は9フレットから7フレットにそのままスライド、人差し指と小指は、一緒にスライドした先で押さえる弦が入れ替わるだけだ。
しかし!これがどうしてもサッと出来ない!!!ちょっと練習しても小指のたどたどしさが解消されず、Am→Dm7にコードチェンジするのに2秒くらいかかるのだ!!!
これでは、とてもじゃないが「ノーコメント」らしいカッティング感は出ない。案の定、ワタシは早くもつまずいてしまった。