オヤジギター その16「『バレーコード』に立ち向かう初心者はどうやって練習する?」

オヤジギター

バレーコードに立ち向かう初心者!

ギターには弦が6本、それを左手の5本指を使って押さえ、狙った単音や和音を鳴らす楽器。

「なんで指は5本しかないのに弦は6本なんだ!」とか思ったりもしたが、無意味なケチ付けは止めて、私は、師匠に倣って「Long Train Runnin’」のイントロで初めに押さえる「Gm7」というコードに指を置く。

うっ…、結構、窮屈だな…。

普通の生活や仕事では絶対に取らないポージングに苦しむワタシ。何しろ、左手の手首をギターの正面側にグッと回り込ませないと人差し指は真っ直ぐにならない。

ギターの真ん中からやや左よりのところ、10フレットの5弦から下を左手の人差し指で全部押さえて(セーハ)、6弦は鳴らないように、必死にセーハしている左手人差し指の先端を当ててミュートした状態でダウンピッキングして音を鳴らす。

で、その直後、音が鳴っている間に、左手の中指と薬指を、それぞれ11フレットの2弦と12フレットの4弦に同時に当て(ハンマリング)、そのまま押さえて「Gm7」が完成する。

文章では伝わりにくいが、ここまでの動作で、「チャ♪ラ~ン♯♪」っていう感じになる。

で、この後は「Gm7」にブラッシングと空振りを組み合わせて「Long Train Runnin’」の名フレーズが完成するが、文章では難解になるばかりなのでカット。是非、YouTubeで沢山でてくる解説動画を見て頂いて、後世にカバーされ続けられる名カッティングの逸品を感じてほしい。

初心者はこの「Long Train Runnin’」のカッティングをどう練習すればいい?

で、ギター初心者が、身の程を知らない他の基礎練習をすっ飛ばしたワープ挑戦の場合、左手人差し指のセーハと、中指と薬指を弦に当てるハンマリングは絶対に上手くいかず苦労する。

そこで、どうしたらいいかと言うと、

『セーハ』は『セーハ』、『ハンマリング』は『ハンマリング』で、別々に練習する!

のがいい。他には、『空振り』『ブラッシング』『ピッキング』の組み合わせであるカッティングパターンだけを、コードを押さえずに右手だけのトレーニングで馴染ませるのも効果的!

あと、それなりに雰囲気を掴んでいても進展がない場合、10フレットのセーハではなく、3とか5フレットでやってみると、思いのほか上手くいったりする。

結構なハイポジションである10フレットセーハだと、なかなか綺麗に音が鳴らないが、左手を3とか5フレットにずらすと、10フレットより楽に弦を押さえられ、他の部分に集中できたりするので、結果的に上達が早まったりするのだ。

その後、他のこともしながらボチボチやってきたワタシは未だに、本来の10フレットセーハでは安定しないので綺麗に音を鳴らすことが出来ないが、シンプルな質問で、「Long Train Runnin’」のカッティングパターンが出来る?出来ない?で言うなら、「出来る」と言っていい状態になった。

そう、47歳からギターを始めたオヤジでも、あの「Long Train Runnin’」(の一部である冒頭カッティング)は出来るようになるのだ!!

師匠の「うんうん、出来る出来る♪」という言葉は嘘ではなかった。

 

オヤジギター その17「趣味のギターは覚える順番なんか気の向くままでいい!」へ進む

オヤジギター その15「『コードカッティング』をマスターするにはバレーコードが必須!」へ戻る

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました