オヤジギター その15「『コードカッティング』をマスターするにはバレーコードが必須!」

オヤジギター

ついに出た!「バレーコード」

「Long Train Runnin’」という「絶品かつお手本のカッティングギター」との出会いでギター熱の温度は上昇したが、そのハードルはワタシにとってはかなり高いことに気が付いていなかった。

というのも、ワタシは、仕事のせいで疲れたとか時間が無いとか色んなことを理由にして、地道な練習をサボりがちだった。ギターを触れば楽しいとは思うものの、「練習」という面ではそれが長続きしない。

以上、基礎練習が全然足りないことに加え、ワタシが「Long Train Runnin’」をマスターするには、多くのギターチャレンジャーを駆逐してきた大きな壁を乗り越えなくてはならなかった。

それは、「バレーコード(セーハ)」だ!

バレーコードとは、左手の人差し指一本で、6本の弦全てを押さえることが基本になっているコードで、これが上手く出来ないがために、ギターを諦める人が非常に多いという、正に初心者の大きな壁で、これを代表するものとしては、コード「F」が有名。

「フッフッフッ…アナタが私の戦闘力を超えられますか?」

映画「ドラゴンボールZ 復活のF」のフリーザ様が口にしそうな言葉が思い起こされるが、ギターを始めて指2本とか指3本でチマチマとやっていたビギナーが最初につまづくポイントが「F」なのだ。

そのことは、ワタシもネット知識でまあまあ知ってはいた。が、しかし、バレーコードより先にもっとやっておくべき基礎練習より、ワタシは都合よくそれをワープして、今はとにかくカッティング(正しく言うと”コード・カッティング”)をやりたかった。

明らかに順番が違うと思うんだけど、ワタシのギター師匠は、こんなアホな弟子に対して、一切、そのわがままな希望を削ぐようなことは言わず、「Long Train Runnin’」のカッティング技法を噛み砕いて教えてくれるのだった。

ワタシの師匠は、これまで多くの「生徒」を教えてきた経験からか、生徒自らが興味を持ったポイントについて後押しすることに特化しているのは段々と分かってきたが、それが「一番幸せな楽器との触れ合い方」であることを、ミュージシャンとして大事にしているようにも感じた。

師匠「俺はさ、ギターのことを教える仕事をしているけど、自分のコピーを作る気は全く無いんだよ。」

ワタシ「いや、ていうか、師匠のコピーなんかそうそう出来上がらないと思うけど…。」

師匠「う~ん、まあ、そうなのかもしれないけど、俺さ、〇〇(ワタシのこと)にギターの基本技術なことは教えていくけど、最終的に〇〇が、どういう音楽を産み出すのかに凄く興味があるんだよね。」

ワタシ「…そうなの?」

師匠「そうだね、だってさ、俺と〇〇じゃさ、聴いてきた音楽も好みも全然違うワケじゃない?だから、そういう相手が、どんな音楽をギターで表現するのかが楽しみなんだよね。」

そういう感覚は、一般人のワタシでも共感するものがあった。ミュージシャンといっても、その辺りは変わらないんだな、と、ワタシは思うのだった。

 

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