オヤジギター その13「ああ、あの憧れの”カッティング・ギター”の音よ!!」

オヤジギター

ギターの「カッティング」をする時の一連の動き

ギターで言うところの「カッティング」とは、チャキチャッ、チャチャチャ、チャカチャカチャチャカ♪と、テンポよくリズミカルに弾く奏法。どんなことをすると、ああいうギターの音色になるのかは、ギターを手にするようになってからも私の謎だったが、ついに判明!

で、カッティングの一連の動作を文章で説明するとこうなる。

①左手で弦を押さえ、右手で弦を弾く(ピッキング)

②左手を浮かせて弦に軽く触れる程度にし、弦の振動を止めて音を消す(左手ミュート)

③左手ミュート状態のまま、右手で弦を弾き、弦へのアタック音、”ジャッ”とか”ザッ”とした音を鳴らす(ブラッシング)

④この①②③の動作を、リズムをキープしたまま連続的に行う

例えば、①②③③③①②①②①②③みたいな感じ?

いやいや、わけわかんねえよ!

と頭が混乱してくるけど、ゆっくりしたテンポで格闘している内に少しずつソレっぽく???これは、どんな人でも(アラフィフから始めたオヤジでも)ギターに取り組めば出来ます!

なんとなく派手で気分がいいし、「おお!ギター弾いてるぞ!」感がしっかり味わえるので、超初心者でも真っ先にチャレンジしていいんじゃないかなあ?

安全地帯のカッティングギターと言えば!

私の贔屓のバンド、安全地帯の場合では2人のギタリストがいるが、玉置浩二の同級生でバンド結成の切っ掛けになった武沢豊がカッティングを担当することが多く(勿論、リードギターとかアルペジオも数多くやる)大ヒット曲「悲しみにさよなら」のカップリング曲である「ノーコメント」のクールな感じのカッコいいイントロも、武沢豊が奏でている。

とにかく、自分の好きなギターの音が、「カッティング」という技法で鳴らされていることを知ったワタシ。

だからといって、そのまま再現できるようになったワケではないけど、理屈が分かって何となく出来るようになったことに感激し、スッゴク嬉しかった。

これまで色んな曲を聴いてはきたので、「ギュイーン♪」っていうギターの音と、「チャキチャキチャキチャキ♪」っていうギターの音と、かなりザックリと大別して2種類(当たり前だが実際にはもっと細かい区分)の音があるのは分かっていたけど、その弾き方の違いを師匠に説明して貰って、頭で理解できたことが、ワタシに取っては偉大な一歩であるような気がしてならなかった。

だって、約35年前の1985年、中学生だった頃からずっと「いいなあ、このギターの音」って思っていたのが、そのままでは終わらず、48歳にして「このカッティングの感じ、キレてるな!」に進化したのだ!

楽器を習い始めて何かを理解するってのは、あくまでそうした事例のごく一端でしかないけど、こういうコトなんだと思う。

師匠は、ギター講座に行き始めて間もない頃のワタシに対し、こう言った。

師匠「あのね、もう、ギターとか始めたら、”曲の聴き方”が変わるから。これホントだよ。」

ワタシ「ええ~?そうなの?今のオレにはよく分からないけど、そういうモンなの?」

師匠「そうだよ!これはもう絶対そう!間違いないよ。…もうね、どんなのを聴いても、ただ曲として聴き流せなくなるから。自然と勝手に、分析しながら聴くようになるから。」

この話を師匠にされた時、ワタシは正直、「ギターは弾けるようになりたいけど、そんな面倒な曲の聴き方になるのは嫌だな…」と思った。

しかし実際には、そんな感覚を得ることは、その曲の魅力を深く知ることが出来るようになったと捉えるべきで、とんでもない快感だった。

そして私は、「…あ、なんかオレ、このままいくと、爺さん年齢になっても、ギターをちょいちょい触る人になるのかも」と思った。

 

オヤジギター その12「一番好きなギターの音は、実は”カッティング”だった!」へ

オヤジギター その14「カッティング・ギターの名曲『Long Train Runnin’』」へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました