うつ病体験 うつ病物語 その8「心身が出社拒否」 うつ症状が限界に達した朝 この日も、一時間おきに目が覚めるのを繰り返す中で、起床リミットが近づいていた。あと15分したら起きないと…、あと9分…、あと3分…、あと1分…、あ、時間だ…。いつもなら、踏ん切りをつけて起き上がるのだが、この日は違った。 起きて身支度をして会社に行き、仕事をする今日の姿を詳細に想像する。嫌だ、... 2018年3月20日
うつ病体験 うつ病物語 その7「うつノート」 無意識に始まった「うつノート」 この頃から、私は自身の現状についてノートに記すようになった。何かの記録を残しておきたかったのかも知れないが、書かずにはいられないものでもあった。書くと、少しだけ自分の気持ちの整理が出来たのだ。 〇月〇日 どうしても前向きに仕事に取り掛かることが出来ない。今朝も早くに会社に来たのはいいが、... 2018年3月19日
うつ病体験 うつ病物語 その6「うつの初期症状」 うつ症状には様々なものがある うつ病(この時点ではうつの初期状態だったと思う)の諸症状の出方は人によって様々だと思うが、私の場合、睡眠障害、出社時の行動から始まった。また、身体的な症状としては、ひどい肩こりと腰痛が出ていた。だが、ここまでの症状であれば、仕事の能力に直接影響を与えるものではないので、昼間、頑張って仕事を... 2018年3月18日
うつ病体験 うつ病物語 その5「真っ直ぐ出勤できない」 真っ直ぐ出勤できない? 睡眠障害の次に現れた異常は、真っ直ぐ出勤出来なくなったことだ。 私は、自宅からのマイカー通勤で、会社まではおよそ30分かかる。私が勤めている会社は始業が8時と早いのだが、製造業のため、工場の担当者は更に1時間から2時間早くに出社している。管理部門といっても管理職ともなれば不測の事態など色々なこと... 2018年3月17日
大雑把料理 男の簡単料理 1皿目「ベトナム風焼きそば」 <材料> 袋入り焼きそば 3袋(レンジで温めておく) もやし 1袋 ニラや人参など 適量(3㎝くらいに切る) 万能ねぎ 適量(みじん切り) 鯖水煮缶詰 1缶 ゴマ油 適量 ナンプラー 大さじ2杯 にんにく 1片(みじん切り) 豆板醤 適... 2018年3月16日
うつ病体験 うつ病物語 その4「重苦しい日々」 一体何が辛いのか? 途切れ途切れの睡眠は、言うまでもなく眠りの質が悪いので、昼間は疲労感が抜けず、夕方にはぐったりした気分になった。何より、朝の目覚めは最悪で、まるでこれから牢獄や強制収容所にでも行くような表情のまま、身支度を済ませて家を出る毎日になってしまった。 いや、これまで25年も勤務してきた職場である。辛い時期... 2018年3月16日
推し曲 思い出の曲 3曲目 原田知世「雨のプラネタリウム」 1986年リリース、原田知世9枚目のシングル。 この曲は、トヨタ・カローラⅡのCMソングになっており、私もTVで耳にして知ったはずである。 原田知世としては、大きくイメージチェンジ(というかチャレンジ)を図った仕掛けの1曲だったようで、なるほど、それまでの路線とは大きく曲調が異なる。車のCMなので当然といえば当然だが、... 2018年3月15日
うつ病体験 うつ病物語 その3「睡眠障害について」 睡眠障害の始まり 私は、お酒が好きで、殆ど毎日、ビールやらワインやら日本酒やらをほどほどに飲んでいる。 元々寝つきが良いこともあって、アルコールが入ると余計に眠りにつくのに苦労しない。それは近頃の会社で苦しい思いをするようになってからも同じであった。 少し調べてみると睡眠障害には大きく2種類あることが分かった。どうやら... 2018年3月15日
推し曲 米米クラブ「I・CAN・BE」 1985年リリース、米米クラブのデビューシングル。 当初は色物バンドと見られており、知る人ぞ知るという存在であったが、「浪漫飛行」や「君がいるだけで」のメガヒットで一躍大物アーティストになったバンドである。 その後も息の長い活躍をするバンドのデビュー曲というのは、ブレイク以降と比べるとちょっと異色だったり、妙に歌謡曲ぽ... 2018年3月14日
うつ病体験 うつ病物語 その2「新米管理職の日々」 新米管理職と職場の問題 私の課には管理職が私を入れて3名、課員は6名である。 中小企業の管理部門として、総務、労務、経理、財務、システム管理、その他もろもろを担当している。 頭数は揃っているのだが、新米管理職である私が40歳前半、次長職である上司Aともうひとりの課長である上司Bは10歳以上も年上な一方、課員は皆20歳台... 2018年3月14日
推し曲 思い出の曲 1曲目 安全地帯「ノーコメント」 まだ中学2年生だった私が、その類まれなボーカルの個性と、繊細なサウンドに強く心を掴まれて「安全地帯」というバンドに引き込まれた思い出の曲であり、それから30数年経過した今でも、一番好きだと言える曲。 安全地帯といえば、1983年にリリースされた「ワインレッドの心」でブレイクし、「恋の予感」「熱視線」の連続ヒットで一発屋... 2018年3月13日
うつ病体験 うつ病物語 その1「私のうつ病について」 私のうつ病について 新年度から管理職に昇格した私は、当初の嬉しさもソコソコに、多忙な毎日を送っていた。 課長代理だった頃は、携わる範囲も限られており、自分中心の仕事だったのだが、会議がどっと増え、課員の管理が増え、上役への説明やパイプ役が増え、と、ひとつ位が上がるだけで、こうも違うものなのか。 どれも思うように進まず、... 2018年3月13日